共同研究・競争的資金等の研究課題

2011年 - 2013年

PETを用いたアデノシン受容体とパーキンソン病の不随意運動の関係についての研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
23591287
体系的課題番号
JP23591287
配分額
(総額)
5,330,000円
(直接経費)
4,100,000円
(間接経費)
1,230,000円

アデノシンA1受容体(A1R)はドパミンD1受容体と、アデノシンA2A受容体(A2AR)はドパミンD2受容体と相反する作用を持つ。本研究では、未治療パーキンソン病(dPD)の安静時振戦と固縮に対する線条体ドパミントランスポータ(DAT)・ドパミンD2受容体(D2R)・A1R・A2ARの関与につき、11C-CFT・11C-RAC・11C-MPDX・11C-TMSX PETを用いて検討した。その結果、dPDの安静時振戦と固縮の重症度は、被殻後部でのDATの低下が関与していたが、A1R・A2AR・D2R密度は有意な関連を見いだせなかった。複数の神経系の代償が存在するため、一定の傾向が示されなかった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-23591287/23591287seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23591287
ID情報
  • 課題番号 : 23591287
  • 体系的課題番号 : JP23591287