2021年3月
SDGsを意識した地域づくりに小学校社会科の地域学習副読本は活用できるか
地域活性研究
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回数 : 825
- 巻
- 14
- 号
- 開始ページ
- 55
- 終了ページ
- 63
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 地域活性学会
SDGs(持続可能な開発目標)は、2030年までの達成が目指されている世界共通の目標である。本稿では、これを意識した地域づくりに、小学校社会科の地域学習で使われることの多い市区町村単位の副読本を活用できるかを検討する。奈良県広陵町および兵庫県香美町の副読本を用いて教員研修や授業を実践し、その結果を整理・考察した。自地域の過去が途上国の状況と類似していることを見出すなど「グローカル」な学びにつながること、地場産業や第一次産業に関する学びの動機付けにつながること、地域の未来をどうかたちづくるかという観点から学校教育における地域学習を再構成する契機になることなどが明らかになった。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 2185-0623
- CiNii Articles ID : 40022673395
- CiNii Books ID : AA12466633
- CiNii Research ID : 1522262181124179968