関屋 光泰

J-GLOBALへ         更新日: 18/12/10 10:31
 
アバター
研究者氏名
関屋 光泰
eメール
sekiya044toyo.jp
URL
https://miseki.exblog.jp/
所属
東洋大学
部署
ライフデザイン学部 生活支援学科
職名
助教
学位
修士(社会福祉学)(明治学院大学大学院)
科研費研究者番号
60806967

プロフィール

 精神保健福祉士、社会福祉士。介護支援専門員 実務研修修了。
 1995年から、寄せ場の日雇労働者、ホームレス、生活困窮者対象の医療支援における医療ソーシャルワーカーとして相談、アウトリーチ、コミュニティワーク等を実践した。
 またホームレス対象のグループワーク、生活保護受給者の互助・相互支援活動の創設に携わる。
 1999年からは、横浜市の簡易宿泊所(ドヤ)街・寿町の医療機関(精神科・内科・整形外科等)に併設し、精神科デイケアの計画立案、準備から開設、運営等に携わった。
 現在も、簡易宿泊所にて生活保護受給中の精神障害者のグループワークと食支援、アルコール・薬物・ギャンブル依存症者の回復支援、相談と訪問等に取り組む。

 ほか、児童グループワーク、緊急一時保護施設における相談、ホームレス対象の演劇ワークショップ等を実践した。

<研究テーマ>
 子ども食堂とその担い手の支援、セツルメント等の地域福祉活動とその歴史 
 生活保護、生活困窮者の相談、精神科グループワーク
 依存症の回復支援、精神科デイケア
 福祉施設職員のストレスケアと福祉施設の事故、リスク

研究分野

 
 

競争的資金等の研究課題

 
一般財団法人 全国勤労者福祉・共済振興協会(全労済協会): 公募委託調査研究 2017年度
研究期間: 2018年1月 - 2018年12月    代表者: 関屋 光泰 (代表 分担者無し)
設立が相次ぐ子ども食堂は、地域の共助活動の成功事例と言える。しかし、実証的研究は限られたものであり、活動の課題も顕在化しつつある。
本研究は食堂を担う側に焦点をあて、
(1)何を目指して開始されたか。活動内容は。
(2)リーダーやボランティアは困窮する子どもと家族をどのように支えているのか。その促進要因は何かを明らかにする。
そして、これらの問いから出発し、
(3)地域福祉活動の歴史における位置づけを考察する。
これらを基に、子ども食堂活動の拡充に向けての課題を明らかにする。
厚生労働省: 老人保健事業推進費等補助金 平成30年度
研究期間: 2018年6月 - 2019年3月    代表者: 内藤 佳津雄 委員長
一般社団法人 全国食支援活動協力会が受託。委員は23名、関屋光泰も参加。本調査研究事業では、地域における様々な生活支援サービス(子ども食堂を含む食を通じた通いの場、居場所、移動支援)に着目し、各市町村、社会福祉協議会において既存の社会参加サービスを活用した互助・生活支援サービス創出に向け、具体的にどのような取り組みを行っているか、地域資源の活用や 介護サービス事業所等との連携体制と合わせて調査を行う。支え合い・互助機能を有した社会参加活動は、地域共生社会の実現を目指すうえでキーワードである...
食支援活動に関する調査研究
一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会: 委託研究 平成30年度
研究期間: 2018年 - 2019年    代表者: 内藤 佳津雄 委員長
 一般社団法人 全国食支援活動協力会が受託。
 委員として参加。

書籍等出版物

 
精神保健福祉援助演習(専門)第2版 精神保健福祉士シリーズ
関屋 光泰 (担当:共著, 範囲:依存症と生活困窮 地域における精神保健問題)
弘文堂   2016年2月   ISBN:978-4- 335-61117-9
簡易宿泊所街「寿町」地域の精神科等診療所におけるアルコールや薬物依存症者の事例を検討し、回復を支えるグループワークと、地域生活支援の課題を考察した。
子ども時代の生活困窮や家族問題を経験し、不安定就労のなかで依存症を発症した後、生活保護を受給し簡易宿泊所に居住する依存症者の回復の鍵を握るものとして、レジリアンスを挙げた。また当事者が失敗しても援助者との繋がりを維持し、不可逆的な危機を回避し、訪問やグループワークの利用によって社会的孤立を防ぐ、全人的な支援が有効であると述べた。
2018 社会福祉士国家試験過去問解説集
関屋 光泰 (担当:共著, 範囲:低所得者支援と生活保護制度)
中央法規出版   2017年5月   ISBN:978-4-8058-5501-0
低所得者支援と生活保護制度の解説を担当。

論文

 
福祉施設職員のメンタルヘルスとリワークの支援
関屋 光泰
研究紀要   24(1) 55-74   2016年4月   [査読有り]
福祉施設職員ストレスケア研修のフィードバック等から、ソーシャルワーカーや介護職員のメンタルヘルスと、復職支援プログラムとその課題を考察した。ストレスケア研修を受講した施設職員からは、心身の慢性疲労や、職務とその人間関係の困難を抱える職員の支援の方法、メンタルヘルスの要因から休職中の職員の復職支援の進め方等の課題が挙げられた。これらを基に、福祉施設職員を対象とした復職支援プログラムと、その課題を考察した。
関屋 光泰
研究紀要   23(1) 37-56   2015年4月   [査読有り]
障害児・障害者支援、高齢者介護等職員のストレスケアを支援するために、先行研究と実践知等を基に研修プログラムを開発し、受講者のコメント等から検討した。ソーシャルワーカー等施設職員のメンタルヘルスの不調は実践に影響し、支援の質の低下を招きかねない。この研修は職員のメンタルヘルスのみならず、サポーティブな職場づくり、質の高い社会福祉実践の持続も視野に入れ開発した。東京都福祉保健局の委託事業として機会を得て、フィードバックを活かし改善を図った。
生活保護受給者を対象としたグループワーク
関屋 光泰
研究紀要   21(1) 39-52   2013年4月   [査読有り]
生活保護受給中の精神障害者対象の精神科デイケアの実践から、グループワークの手法を抽出し、その課題を考察した。また公的扶助領域のグループワークによる支援プログラムのあり方を考察した。具体的には精神科リハビリテーションとして、アルコール・薬物依存症の回復の支援や、精神障害者の地域生活支援、支援ネットワークの構築、自立と社会参加の支援等のプログラムについて、精神科デイケアの実践から考察し、提言を行った。
簡易宿泊所街・寿町における、生活保護受給者等を対象とする精神科デイケア 開始段階の実践に関する考察
関屋 光泰
研究紀要   20(1) 35-48   2012年5月   [査読有り]
寿町の簡易宿泊所に居住し、生活保護を受給する統合失調症やアルコール・薬物依存症等の精神疾患、精神障害者を対象とした精神科デイケア事業の計画段階及び開設から1年間のグループワーク実践の経緯とその考察である。簡易宿泊所街における精神科リハビリテーションの先行事例が乏しかった開設時、緑化活動、農作業、アート・表現活動等のプログラムを開始し、地域精神医療やアウトリーチとの連携にも取り組んだ、グループワーク実践の総括、考察を中心としている。
関屋 光泰
研究紀要   18(1) 39-48   2010年5月   [査読有り]
寿町地域と、民間支援組織の歴史の概要を述べ、その課題を考察した。港湾日雇労働者とその子ども達の簡易宿泊所街から、外国人居住者との共存を経て、精神障害者や高齢者等の生活保護受給者が集住する地域へと寿町は変遷した。寿町の支援組織は、地域の変化と、精神障害者の地域生活支援、アルコール依存症者回復支援などの課題に対応し、発展を続けてきた。その歴史を踏まえ、児童福祉や障害者福祉、就労支援等を担う組織の課題を考察した。
簡易宿泊所街における民間支援活動と支援者のあり方について 横浜寿町における民間支援活動をめぐって
関屋 光泰
社会福祉学   (32) 53-56   2010年3月   [査読有り]
寿町の支援者に関して考察した、修士論文をもとにした論文である。寿町の地域福祉、児童福祉、地域精神医療等の支援者の特徴として、内省と社会の再考を伴う実践思想と、当事者から学び、全人的な関わり志向を共通点として挙げることができる。その支援は相互性が基盤にあり、当事者には人間関係の回復や社会参加の拡大等を、支援者には社会と人間の問題への気付きと、その緩和を図る活動の動機と機会を提供している。寿町は、社会的排除とは異なる、緩やかな共同、居場所、関わりの機会を双方にもたらしていると論じた。
福祉専門職への転職と実践を支えるアクティブ・ラーニング
関屋 光泰
研究紀要   22(1)    2014年4月   [査読有り]
アクティブ・ラーニングによる「相談援助実習指導」の授業の事例を検討し、受講者調査の分析と併せ、社会人学生等対象のソーシャルワーク専門職教育のあり方を考察した。ソーシャルワーカー等の燃えつき、実践のストレスをテーマとして、ディスカッションなどを活用した授業と、その課題を考察した。また社会人学生の持つ準当事者性と、実践のストレスに備える演習に関して論じた。実践に連結し、就職後の自己研鑽を支援する教育のあり方を考察した。これらの軸には、学生の主体的な学びを目指し、また生涯持続する学びの総合的支援...
「日本型」社会福祉の源流をもとめて -小河滋次郎著「社会事業と方面委員制度」を読む-
関屋 光泰 共著
社会福祉学   (32)    2008年3月   [査読有り]
小河滋次郎著「社会事業と方面委員制度」(1924)を分担してレビューし、地域福祉、生活困窮家庭の支援、方面委員に関わる小河の実践思想に関して考察した。大正期の貧困・低所得者層に対する小河の視点と、児童と家族の生活と教育の支援のあり方、相談や訪問活動の姿勢、方面委員を中心とした地域社会による支援の方法論、その基盤となった実践思想を概括した。加えて、小河らが掲げていた「日本型」社会福祉の源流とも言えるものを考察した。

Misc

 
関屋 光泰
Shelter-less   (4) 71-76   1999年12月   [依頼有り]
新宿の若年ホームレスと、福祉専門職やボランティアが共同で創作活動、公演を行なった演劇ワークショップの実践から、公的扶助領域のグループワークによる支援の手法とその課題を考察した。この演劇ワークショップの手法によるグループワークの経緯と、その過程において明らかになった課題や、社会的及び心理的に不安定な子ども時代を経て、家族問題の影響を受け続けてきた当事者の、演劇による内面の表現の支援の考察を含む。
貧困・社会的排除とホームレス女性についての一考察
関屋 光泰
Socially   (16)    2008年3月
女性の貧困・社会的排除に関する先行研究、特にホームレス女性を対象とした質的研究をレビューし、当事者の困難や、エンパワーメントによる支援のあり方に関して考察した。路上生活が当事者にもたらす影響と、精神疾患等の困難、生き抜く方法などの概要を捉えた。ホームレス女性は、子ども時代の困窮と虐待・家族問題の影響、精神疾患、アルコール・薬物依存症等による困難と、暴力、社会的孤立、路上生活が重層化した問題となっている。
関屋 光泰
研究所年報   (38) 211-213   2008年3月

講演・口頭発表等

 
社会福祉士養成校におけるソーシャルワーク専門職養成
関屋 光泰
第46回全国社会福祉教育セミナー   2016年10月30日   日本社会福祉教育学校連盟, 日本社会福祉士養成校協会, 日本精神保健福祉士養成校協会
社会福祉士養成校の主要な役割とは、入学前の専門職教育への導入、在学中は専門職教育と福祉領域への就職の促進、卒業後の継続教育、スーパービジョンとネットワーク構築等のフォローアップである。養成校の社会人学生を含めた、卒業後のソーシャルワーク等実践へと繋ぎ、媒介する総合的な専門職教育のあり方に関して述べた。

社会貢献活動

 
やまゆり園事件が残したもの 下 地域に開く、支え合い歩む 悩む職員の心身、ケア
【インタビュイー, 取材協力, 情報提供】  朝日新聞社  朝日新聞 朝刊 全国  2017年7月26日
福祉施設職員ストレスケア研修プログラムについて、朝日新聞に報じられた。また、福祉施設職員の支援について提言等のコメントが、紙面に掲載された。
いのちを支える人たち4 社会福祉士 関屋光泰さん
【インタビュイー, 取材協力, 情報提供】  信濃毎日新聞社  信濃毎日新聞朝刊全県版  (くらし面)  2003年11月2日
ことぶき共同診療所における実践に関して、信濃毎日新聞に報じられ、生活困窮者支援の提言等のコメントが、紙面に掲載された。
【講師】  実施主体:東京都、運営主体:東京都社会福祉協議会  福祉施設職員のストレスケア研修  (東京都福祉保健局)
 東京都の委託を受け、福祉施設職員等を対象に下記のテーマの出張講義、研修を実施している。
・「福祉施設職員のストレスケア」
内容:福祉職員の困難、ストレスへの対処や燃えつきの予防、心身の健康を支援する研修。
・「貧困、生活困窮者対象のグループワーク」
内容:貧困、生活保護受給者対象のグループワークプログラム等を、実践に基づき解説。
・「貧困、生活困窮者(子ども)支援の考え方」
内容:生活困窮者・児童の支援のあり方、関連する生活問題の解説。
・障害者福祉施設等におけるグループワーク
内容:障...
【講師】  東京都若者総合相談センター  電話相談、他機関等との連携研修  2017年 - 2018年
三鷹市 子どもの居場所づくり講座
【講師】  三鷹市社会福祉協議会  2017年10月25日 - 2017年11月22日
子どもの居場所づくり等の地域福祉活動の実践講座。コミュニティにおいて、子どもの声を聴く場づくりを目指す。子どもをとりまく地域の課題とボランティア活動について、また子ども対象のグループワークの講座を担当した。
江東区障害者施設職員研修会 障害者施設職員のストレスケア研修
【講師】  江東区社会福祉協議会、江東区障害者福祉センター  江東区障害者施設職員研修会 平成29年度  2017年11月 - 2018年2月
 障害者支援施設職員の、職務のストレスの実際、ストレスへの効果的な対処方法やや、職員の燃えつき・慢性疲労の予防、心身の健康のセルフケアを支援するための研修プログラムを実施。
杉並区障害者雇用支援事業団 研修
【講師】  公益財団法人 杉並区障害者雇用支援事業団  2016年8月
障害者の雇用・就労支援等の事業における、支援とその記録に関して、研修を実施した。

委員歴

 
2016年4月
 - 
2017年3月
一般社団法人 日本社会福祉士養成校協会  国家試験合格支援委員会 委員 平成28年度
 

担当経験のある科目