2022年8月3日
プラークアッセイを用いた各種材料の抗ウイルス性評価
第5回国際材料学会連合先端材料若手研究者国際会議 (IUMRS-ICYRAM2022)
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- 開催年月日
- 2022年8月3日 - 2022年8月5日
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 材料研究学会国際連合
- 開催地
- 福岡県九州大学
- 国・地域
- 日本
COVID-19の大流行が始まって以来、人々の関心はウイルスの挙動とその対策に集中しており,その対策に注目が集まっている.生物から生物への感染だけでなく、生物間の産物(物質)を介した感染もあることが徐々に分かってきた.ウイルスの感染力を評価する方法は、すでに多くの種類が存在する.この中で,フィルム被覆法とプラークアッセイの組み合わせが最も優れていると思われ、この方法はすでに実用化されている.本実験では、工業用金属材料および高分子材料について、標準化された方法を用いて評価を試みた.ウイルスとしてはインフルエンザウイルス(H2N2、VR-1680)とネコカリシウイルス(VR-782)の 2 種類のウイルスを使用した.前者はエンベロープ型、後者はノンエンベロープ型のウイルスを用いた.宿主細胞はイヌの腎臓由来のMDCK細胞、ネコの腎臓由来のCRFK細胞を用いた.発表では、これらの宿主細胞の抗ウイルス性の違いについて,また、どのような因子がその違いに影響を与えるのか、そのメカニズムについて議論した.