基本情報

所属
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター 企画連携部 安全管理科 研究職 再雇用職員 (客員教員)
学位
博士(環境学)(2021年3月)
博士研究指導認定(農学)(1991年3月  )
修士(理学)(1996年5月)

連絡先
kodakazuaffrc.go.jp
研究者番号
50746675
J-GLOBAL ID
202001008918047929
researchmap会員ID
R000003307

これまで、異なる文化・環境(開発途上国13ヶ国、国内現場事業所3ケ所)で実施したフィールドスタディにおいて、人を動かし、目標を達成するマネジメント能力を発揮した。

代表的な海外プロジェクトは、マーシャル国における淡水レンズの動態に関する研究であり、博士号(論文博士)を取得した。また、国際協力機構の短期専門家として、トンガ国における離島の水資源調査を行った。このほかにも、JIRCASのプロジェクトに参画し、スリランカ、エチオピアやインドにおいて、農業生産のための水・土の研究に取り組んでいる。緑資源公団海外事業部(川崎)では、地下ダム調査(インドネシア)や土壌侵食調査(メキシコ)を担当した。また、第3回世界水フォーラム事務局(東京)で農業用水を担当し、多くの国際・国内会議に出席し、情報収集を行った。加えて、JICAつくば国際センターにおいて、アフリカを中心とする開発途上国から参加する技術者の研修指導業務を管理・実施した。さらに、技術士継続教育制度(CPD)に参加し、国際的に承認されたAPEC Engineer(土木工学)を取得した。H-index=8。

海外プロジェクトの基礎となる国内事業では、農林水産省や緑資源公団における過去3度の現場事業所勤務で、地下ダム(沖縄)、圃場整備・農地造成・ため池改修(山口)、及び道路(群馬)事業の実務経験を活かし、測量士、1級土木施工管理技士、及び技術士(農業)を取得した。


学歴

  3

論文

  32

MISC

  25

書籍等出版物

  3
  • Atsushi TSUNEKAWA, Nigussie HAREGEWEYN (eds) Kazuhisa KODA, Gebreyohannes GIRMAY, Tesfay BERIHU (担当:共著, 範囲:Constructability Criteria for Farmland Reclamation and Vegetable Cultivation Using Micro-dam Sediments in Tigray, Ethiopia)
    MDPI 2021年5月 (ISBN: 9783036507873)
  • Koda, K., Girmay, G., and Berihu, T., (編集Kiros Hadgu, 飯山みゆきほか) (担当:共著, 範囲:第9章 Constructability Criteria for Reclaiming Farmland by Using Reservoir Sediments)
    World Agroforestry (ICRAF) 2019年 (ISBN: 9789966108241)
  • Kazuhisa KODA
    CII Guideline for Constructability, SUSINPOM.com 2010年9月

講演・口頭発表等

  57

担当経験のある科目(授業)

  26

所属学協会

  6

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

産業財産権

  2

学術貢献活動

  65

社会貢献活動

  7

メディア報道

  14
  • SGT Times 代表団には、SGTグルグラム大学農業科学学部長のアショク・クマール教授とカルナルのICAR-ICAR(中央土壌塩分研究所)の上級科学者であるガジェンダー・ヤダブ博士が同行しました。 Ashok Kumar 教授は、SGTグルグラム大学、特に農業科学部の業績、および学生と研究者が利用できる研究基盤と実験施設を代表団に紹介しました。 今後、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)と SGTグルグラム大学との交流においては、干ばつと高温ストレス管理、水耕栽培、および都市農業などに焦点を当てていきます。 2022年10月18日 新聞・雑誌
  • The Tribune SGT グルグラム大学農学部は、農村開発学術研究協会および ICAR-CSSRI( 中央塩類土壌研究所)とともに、2022年6月14-16日にかけてSGT グルグラム大学で、生物学および応用科学における最近の進歩と革新に関する国際会議 (RAIBAS 2022) を開催しました。 国際会議には、JIRCAS の科学者が参加しました。 2022年10月16日 新聞・雑誌
  • GSFRED News 2022年6月9日に、日本にある国際農林水産業研究センター(JIRCAS)の研究者である大西、幸田、松井、李がICAR-CSSRIのDr. Gajender氏と共にGSFRED財団を訪問しました。 Dr. Gurbachanは財団の活動内容を紹介し、訪問した研究者チームは統合農業システム、気候に配慮した農業、節水、土壌管理、作物多様化(トウモロコシ、大豆、ソルガム、パールミレット、野菜と果物)に関する圃場での実証試験を視察しました。 JIRCAS、CSSRIそしてGSFREDによって「カットソイラーを用いた石膏と残留物の投入による下層土の改良」を検討している試験圃場の視察では、活発な議論が行われました。また、農場で栽培された新鮮なイチジク、ファルサ、ブドウ、スイカなどが、訪問チームに提供されました。 訪問チームは非常に感銘を受け、プロジェクト期間を超えた協力をを望んでいました。 2022年10月10日 新聞・雑誌
  • Danik Bhaskar ハリヤナ州において、湛水と残渣の問題が容易に管理されるだろう。インドと日本の間で残渣管理について合意書が締結されている。日本の技術で支援されたカットソイラーで管理される。この研究のため、日本からカットソイラーが授与された。国際農林水産業研究センターと中央土壌塩類研究所が、ヒサールのコムギオオムギ試験場において、この研究を実施している。この技術を過去3年間使用して、パニパット郡ナイン村の塩水湛水域の管理がポジティブな反応を示した。カットソイラーは、土壌塩類問題の管理や両国の相互協力においてポジティブな結果をもたらしており、研究が進捗している。カットソイラー技術により、塩性土壌の湛水域の圃場において、地表面から60cmの深さに残渣が埋設される。地下水位が高いならば、塩類は水と混合して流下する。この手法は、残渣管理と塩類の問題を解決する。非湛水域では、表面の残渣は、地下に埋設されて地下排水の機能を有するとともに、土壌の肥沃度を管理するために効果的でもある。 2022年10月3日 新聞・雑誌
  • Dainik Tribune 農村開発学術研究協会および ICAR-CSSRI( 中央塩類土壌研究所)は、2022年6月14-16日にかけてSGT グルグラム大学で、生物学および応用科学における最近の進歩と革新に関する国際会議 (RAIBAS 2022) を開催しました。 この会議は、ニューデリーのクリシバワンにあるインド農業研究評議会の事務局長補佐である Devender Kumar Yadava 博士によって開会されました。Yadav博士は基調講演において、農業と農民の福祉に関する中央政府の政策について説明しました。中央政府は、農家収入を 2 倍とすることに強い関心を持っています。これには、設備投資などへの補助金、農産物市場へのアクセス経路を農家に提供、最小投入による作物栽培など農家収入の向上に向け、多くの計画が立てられています。 この国際会議には、Prof. OP Kalraらが参加しました。 2022年6月18日 新聞・雑誌
  • The Times of India https://www.google.com/url?rct=j&sa=t&url=https://timesofindia.indiatimes.com/city/chandigarh/japanese-delegation-visits-kvk-patiala/articleshow/92242848.cms&ct=ga&cd=CAEYACoTNzEwNTc1ODExMDM2NDY1OTQyMTIcZDRiMGQ4ZDcyZjJmNjdlYTpjb206amE6SlA6TA&usg=AOvVaw0TNtdFxoCg9nmKMm5e_wFE 2022年6月16日 インターネットメディア
  • The Tribune India 今回の訪問では、現在進行中の ICAR-JIRCAS の共同プロジェクト「南アジアにおける極端な気象条件下での持続可能な土地管理技術の開発」について、大西純也、幸田和久、松井佳世、李と意見交換を行いました。 参加者は、パティアラ KVKのプロジェクトの下で開発されているプロトタイプ機械について詳細に話し合い、今後も適切に情報を提供していくことを確認しました。 2022年6月14日 インターネットメディア
  • Dainik Bhaskar JIRCAS の科学者は、インドの農業普及サービスの働きを理解するために KVK ウチャニを訪問しました。 新しいカットソイラーのような農業機械の、インドにおける可能性、有用性、および受入体制について、活発に議論されました。 2022年6月10日 新聞・雑誌
  • Dainik Bhaskar JIRCASとICAR-CSSRIの研究者チームが、ICAR-JIRCAS共同研究プロジェクトの下で実施する試験圃場を訪問しました。 このプロジェクトでは、乾燥地の塩類化農地での生産性向上や小規模農家の自給自足に資するため、土壌塩類化および湛水害対策としてのカットソイラーの可能性を検討します。 2022年6月9日 新聞・雑誌
  • 毎日新聞夕刊 1面記事 2019年11月 新聞・雑誌
  • オセアニアテレビネットワーク 2012年11月 テレビ・ラジオ番組
  • マーシャルアイランドジャーナル 2011年10月 新聞・雑誌
  • マーシャルアイランドジャーナル 2010年11月 新聞・雑誌
  • マーシャルアイランドジャーナル 2009年10月 新聞・雑誌