三浦航太

J-GLOBALへ         更新日: 19/10/06 11:04
 
アバター
研究者氏名
三浦航太
 
ミウラコウタ
eメール
miurakoutanifty.com
所属
東京大学大学院
部署
総合文化研究科 地域文化研究専攻
職名
博士課程
学位
修士(学術)(東京大学)
Twitter ID
@j_kmiura

プロフィール

現代チリの学生運動を事例に、社会運動の動員メカニズムや、高等教育の政策形成に対する学生運動の影響や成果について分析しています。チリでは1990年代から、奨学金・学生ローンの拡充、制度改革を求める学生運動が毎年のように行われてきました。2000年代後半からは高等教育制度全体に対する問題提起がなされ、2011年には高等教育の無償化を要求する学生の抗議運動が数十万人規模にまで発展しました。学生運動は活発的に継続し、2016年に無償化政策「Gratuidad」(gratuidadはスペイン語で「無償」を意味する。一定の条件を満たした学生の授業料の免除制度)が導入されるに至りました。学生運動を中心とした本事例を通じて、現在以下の問いを中心に博士論文に取り組んでいます。
(1)高等教育の無償化という新しいアイディアが、学生運動のどこから生まれどのように引き継がれ発展してきたのか。
(2)学生組織は無償化というアイディアをいかにしてアジェンダ化することができたのか。
(3)数ある無償化政策案のうち、なぜ特定の案が実際の政策として採用されたのか。政策案の選択や法制化のプロセスに学生組織はいかに影響を与えたのか、与えなかったのか。
(4)なぜ当初の学生運動のアイディアは全面的には受け入れられず、異なる形で政策化されたのか。
これらの疑問に答えながら、チリにおける高等教育の無償化を社会運動の成果分析の立場から明らかにしたいと考えています。

博士論文とは多少異なるテーマですが、社会運動とフォーマルな政治参加(選挙など)の関係、社会運動におけるソーシャルメディアの使用とその影響、新興左派を中心としたチリの政治・社会の変化、無償化制度などの高等教育制度の変化(国際的趨勢)、といったテーマにも関心を持っています。

研究分野

 
 

経歴

 
2019年4月
 - 
現在
東京医科歯科大学 教養部 スペイン語 非常勤講師
 
2017年4月
 - 
2019年3月
日本学術振興会 特別研究員(DC2)
 
2016年4月
 - 
現在
山梨大学 スペイン語 非常勤講師
 
2016年4月
 - 
2017年3月
立教新座高校 スペイン語 非常勤講師
 

学歴

 
2016年4月
 - 
現在
東京大学 大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 博士課程
 
2014年4月
 - 
2016年3月
東京大学 大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 修士課程
 
2012年3月
 - 
2012年12月
チリ・カトリック大学  
 
2009年4月
 - 
2014年3月
東京大学 教養学部 
 

委員歴

 
2018年4月
 - 
2020年3月
アジア経済研究所  「ラテンアメリカレポート」外部編集委員
 

受賞

 
2019年
高久国際奨学財団 日本人奨学生 「教育政策形成に対する学生運動の影響:高等教育無償化に関するチリの学生運動を事例に、アイディアに着目して」
 

論文

 
三浦航太
ラテン・アメリカ論集   (52) 1-27   2018年12月   [査読有り]
三浦航太
ラテンアメリカレポート   35(1) 1-16   2018年7月   [査読有り]
三浦航太
ラテンアメリカ研究年報   (37) 115-134   2017年7月   [査読有り]
政治過程モデルを用いた現代チリ学生運動の動員に関する分析(2000~2014)
三浦航太
東京大学大学院総合文化研究科 修士論文      2016年2月   [査読有り]

Misc

 
三浦航太
ラテンアメリカレポート   36(1) 77   2019年7月
三浦航太
アジア経済   60(2) 91-94   2019年6月
三浦航太
ラテンアメリカレポート   35(2) 99   2019年1月

講演・口頭発表等

 
How Can Event Analysis Be Applied to Discourse Analysis in Social Movement Studies? Case of the Chilean Student Movement on Higher Education
Kota Miura
LASA2019 Nuestra América: Justice and Inclusion   2019年5月27日   
Del problema gremial al problema estructural:Construcción del problema de educación superior en el movimiento estudiantil en Chile de 2000s
Kota Miura
LASA2019 Nuestra América: Justice and Inclusion   2019年5月25日   
Kota Miura
Japan-Latin America Academic Conference   2018年9月29日   
Comparación entre los procesos políticos de educación superior de Chile y Japón enfocando los discursos
Kota Miura
LASA 2018 Estudios Latinoamericanos en un Mundo Globalizado   2018年5月26日   
2011年チリの学生運動における大学無償化案の分析:無償化の内容とアクターとの関係に着目して
三浦航太
第54回ラテン・アメリカ政経学会全国大会   2017年11月3日   
チリの学生運動の影響に関する分析:社会運動とマスメディアの関係を中心に
三浦航太
第38回日本ラテンアメリカ学会定期大会   2017年6月3日   
Have Chilean Student Movements Stimulated Discussion on Education in Newspapers? (2000-2016)
Kota Miura
LASA 2017 Diálogos de Saberes   2017年5月1日   
Kota Miura
Chile-Japan Academic Forum at Patagonia 2016   2016年11月8日   
Purposes of the Use of Twitter’s Hashtags and its Change: A Case Study of Chilean Student Movement from 2011 to 2015
Kota Miura
Third ISA Forum of Sociology   2016年7月11日   

担当経験のある科目

 
 
  • スペイン語 (山梨大学, 東京医科歯科大学, 立教新座高校)

競争的資金等の研究課題

 
日本学術振興会: 科学研究費補助金(特別研究員奨励費)
研究期間: 2017年4月 - 2019年3月    代表者: 三浦航太
東京大学 大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻: 2017年度卓越大学院トライアル
研究期間: 2017年11月 - 2017年11月

社会貢献活動

 
秋田南高校高1オリエンテーション合宿(2017年、2018年、2019年)
【講師】
秋田高校北雄合宿(2017年)
【講師】

その他

 
UTokyo LAINACスタッフ
2014年12月よりUTokyo LAINAC(Latin American & Iberian Network for Academic Collaboration、東京大学グローバル地域研究機構ラテンアメリカ研究センター)のスタッフを務めています。研究会や学生交流の企画運営補助、Webページ編集などを行っています。
http://www.lainac.c.u-tokyo.ac.jp/
これまで委員として関わった学会大会・研究会等
・2019年11月 国際開発学会&人間の安全保障学会 2019共催大会(学生委員)
・2016年度 東京大学地域院生研究フォーラム(運営委員)
・2016年1月 The 2016 UTokyo LAINAC Workshop on “The Future of Democracy after Neoliberalism: Challenges from Latin America” (Organizing Committee)
TA・RAなど
・2016年度 東京大学 駒場ライターズスタジオ(TA)
・2016年度 東京大学 大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻(RA)
・2015年度 東京大学 教養学部 メキシコ国際研修(アシスタント)
・2014年度~2017年度 東京大学 教養学部 社会1(TA)