共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年4月 - 2015年3月

熱音響システムの高効率化のためのハニカムセラミックスの検討

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
24560281
体系的課題番号
JP24560281
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円

熱音響システムにおいて、キーデバイスである熱音響変換素子に関する研究を行った。本研究では、従来多くの研究で用いられてきたハニカムセラミックスに代わる新たな熱音響変換素子について検討した。金網の積層体や微細ガラス管を束ねた素子、そして3Dプリンタを用いた樹脂素材による素子を製作し、スピーカからの音波で音響管中に定在波音場を形成し、素子の両端に形成される温度差を評価した。その結果、3Dプリンタを用いて製作した内部でスパイラル状にひねる素子において、ひねることにより表面積が増加して熱交換が効率的に行われ、より高い温度差を得られることを示した。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-24560281/24560281seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24560281
ID情報
  • 課題番号 : 24560281
  • 体系的課題番号 : JP24560281