2004年
ヒューマンセンタードデザインとユーザビリティ評価
電子情報通信学会誌
- 巻
- 87
- 号
- 10
- 開始ページ
- 861
- 終了ページ
- 866
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 社団法人電子情報通信学会
ヒューマンセンタードデザイン(人間中心設計)という考え方について,その成立までの歴史的な流れと人間工学や認知工学などの研究成果を援用しながらマン・マシンシステムの改善に貢献した動きについて述べる.更に人間のためのものづくりの考え方として人間中心設計という考え方が生まれ,ISO13407という規格によって,その概念と目標が明示された経緯を説明する.特にISO13407は人間中心の設計プロセスを明確にした点に大きな意義がある.評価中心だったユーザビリティ活動が,それ以降,上流工程にまで拡大され,ユーザビリティ活動の再評価につながっている.加えて,評価とユーザリサーチの取組み方について概観する.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003232054
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN1001339X
- ID情報
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- ISSN : 0913-5693
- CiNii Articles ID : 110003232054
- CiNii Books ID : AN1001339X