2015年4月 - 2019年3月
ICTによる災害情報の共有を想定したリアルタイム浸水ハザードマッピング
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
集中豪雨による洪水災害が激化・頻発化する中、本研究では既往の技術で確立されていない、「リアルタイムの浸水ハザードマッピング」に関する研究を行った。流域内の多くの場所で浸水が発生するような中小河川の洪水については、降雨から河川流量、洪水氾濫までを一体的に解析するRRIモデルを高度化し、特に多地点で観測される水位情報を同化することにより、非観測地点の河川水位や浸水域の推定精度を向上させた。さらに、主要河川の堤防決壊に伴う氾濫については、現場からの浸水情報と事前に実施する多数のシミュレーション結果を同化することにより、簡単に浸水深分布を推定する技術を開発した。
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- 課題番号 : 15H04051
- 体系的課題番号 : JP15H04051