2015年3月
点字鏡像関係の直観的理解を助けるアニメーションの最適化に関する考察
鶴見大学紀要(第4部)
- 巻
- 52
- 号
- 52
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 6
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 鶴見大学
【本研究はJSPS科研費 JP25590290 (代表者: 元木章博)の助成を受けたものです。】本論では、元木[6]で開発した点字学習支援システムで投入された点字の鏡像関係を示すために、3DCGを使ったGIFアニメーションの最適化について考察を行った。アニメーションを作成する際、停止時間(S)と回転時間(R)の2つのポイントがあると仮定し、そのアニメーションの評価を実施した。GIFアニメーションの素材は、読み点字と書き点字が直観的に分かるよう3DCGで表現した。9つのGIFアニメーションを15名の被験者により主観的評価が行われた。その結果に基づき、GIFアニメーションらの順位付けが行われた。R/S比と順位の関係を一次関数で近似したところ、相関係数が0.55**となり、やや相関ありとなった。そこから、R/S比が0.1付近での順位が高いことが分かった。
- リンク情報
- ID情報
-
- ISSN : 0389-8032
- CiNii Articles ID : 40020472261
- CiNii Books ID : AN10179064