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2019年5月

【臓器連環による生体恒常性の破綻と疾患 すべての医学者・生命科学者に捧ぐ】(第3章)臓器連環による生体の動的恒常性 生理活性物質が繋ぐ臓器連環 消化管関連ペプチドが拓く恒常性フロンティア

実験医学
  • 佐藤 貴弘
  • ,
  • 井田 隆徳
  • ,
  • 関口 俊男
  • ,
  • 中町 智哉
  • ,
  • 児島 将康

37
7
開始ページ
1133
終了ページ
1139
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)羊土社

消化管は、下等な生物から高等な生物にまで存在する最も基本的な器官である。消化機能だけでなく内分泌機能や免疫機能も営むことができるこの器官は、全身の恒常性を協調的に維持する役割をもつ。その主軸は消化管に含まれる数多の生理活性ペプチドによって担われており、これまでにも新規生理活性ペプチドの発見に続く新たな生物学の展開が疾患発症メカニズムの解明をもたらしてきた。本稿では、われわれが進めている戦略的な生理活性ペプチド探索と機能解析について概説するとともに、創薬への展望について考察する。(著者抄録)

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201902287809908796
ID情報
  • ISSN : 0288-5514
  • 医中誌Web ID : T508190017
  • J-Global ID : 201902287809908796

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