2011年 - 2013年
パルス性地震動と長周期地震動に対する免震構造の制御
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
パルス性地震動と長周期地震動に対する免震構造の安全性と機能性を高めるために、床応答加速度と応答変位を低減することを目的とした。磁気粘性流体(MR流体)を用いて粘性を可変にできる回転慣性質量ダンパー(MR回転慣性質量ダンパー)を製作し、解析およびリアルタイムハイブリッド実験によって、制御効果を検証した。
セミアクティブ制御により、標準的な入力地震動の他、断層近傍のパルス性地震動や長周期地震動など建築基準法の水準を超える多様な地震動に対して、最大床応答加速度を平均6%程度、最大応答変位を平均28%程度低減するなど、床応答加速度を抑制しながら、免震層の応答変位を低減できることが明らかになった。
セミアクティブ制御により、標準的な入力地震動の他、断層近傍のパルス性地震動や長周期地震動など建築基準法の水準を超える多様な地震動に対して、最大床応答加速度を平均6%程度、最大応答変位を平均28%程度低減するなど、床応答加速度を抑制しながら、免震層の応答変位を低減できることが明らかになった。
- ID情報
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- 課題番号 : 23560672
- 体系的課題番号 : JP23560672