2006年1月
弾性球殻の平面への垂直衝突
第55回理論応用力学講演会運営委員会
- 主催者
- 第55回理論応用力学講演会運営委員会
- 開催地
- 京大会館 (京都市)
弾性球殻の平面への垂直衝突について理論解析し、接触面積を考慮した衝突応答解析法を定式化した。数値計算を行い。衝突中の中心の変位は正弦半波状の履歴を示すが作用する力は三角波状の履歴を示すこと、非線形の硬化ばね質点系としてふるまうこと、また、計算した範囲の衝突速度では衝突前の運動エネルギーが衝突中に主として等価剛性の小さいモード群の振動エネルギーとして蓄えられ、衝突終了時点でほとんど剛体運動のエネルギーに再び戻るため反発係数がほぼ1となることなどを示した。