貴家 仁志

東京都立大学名誉教授・特別先導教授、国立情報学研究所（NII）客員教授。 1980年長岡技術科学大学卒業、1982年同大学大学院修士課程修了、1987年工学博士（東京都立大学）取得。1982年東京都立大学助手、2000年1月同大学教授、2023年4月同大学名誉教授、特別先導教授、現在に至る。 この間、1995年-1996年シドニー大学（豪州）Visiting Fellow。

信号・画像処理、 画像・映像符号化、メディアセキュリティとフォレンジック、コンピュータビジョンなどの分野で研究・教育に従事。26名の博士号取得者を指導、約220件の査読付学術論文、430件の国際会議論文、640件の国内講演論文を発表、13冊の著書と2冊の訳本を出版。IEICE論文賞(2008)、電気通信普及財団賞（テレコムシステム技術賞）(2011)、映像情報メディア学会丹羽高柳賞論文賞(2012)、など12件の論文賞を受賞。

IEICE基礎・境界ソサイエティ（ESS）会長（2011）、IEICE ESS編集長（2012）、APSIPA会長（2019-2020）、IEEE Signal Processing Society Japan Chapter Chair（2013）、IEEE Signal Processing Society Director-at-Large for Region 10（2016-2017）、IEEE Jack S. Kilby Signal Processing Medal Committee (2020-) 、IEEE Fourier Award Committee (2021-)などを歴任。 IEEE Trans. on Signal Processing、 IEEE Trans. on Image Processing、IEEE Trans. on Information Forensics and Securityなどの８つの学術論文誌において編集委員を務めた。またIEEE ICASSP 2012のプログラム委員長、IEEE ISCAS 2019の実行委員長を始め数多くの国際会議で組織委員会委員を務めた。IEEEライフフェロー、IEICE、ITE、AAIA各フェロー会員。