2008年 - 2010年
エリザベス朝後期における、アングリカン・チャーチ体制と文化――大学才人を中心に
日本学術振興会 基盤研究(C) 基盤研究(C)
大学才人が1580年代後半から1590年代前半にかけて生成・発展させた演劇文化の状況を、歴史的・政治的・宗教的コンテクストにおいて調査分析し、エリザベス朝後期における演劇文化とアングリカン・チャーチ体制との関係を実証的に記述した。取り分け、大学才人の中でも、アングリカン・チャーチ体制との繋がりが緊密だと考えられる3人の劇作家-ジョージ・ピール、アンソニー・マンディ、トマス・ナッシューに焦点を絞り、彼等の劇作の有り様に影響を与えた宗教的側面の特質を具体的に明らかにした。
- ID情報
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- 課題番号 : 20520207
- 体系的課題番号 : JP20520207