2015年4月 - 2018年3月
ロボット技術を用いた動物の「遊び」行動のモデル化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
ラットの「遊び行動」を研究するための実験系の構築に取り組んだ.まず,ラットと遊び行動を行う新たな小型移動ロボットを開発した.ラットとロボットの遊び行動をリアルタイムで計測するシステムと,その計測結果にもとづいてロボットの行動を制御するシステムについても構築した.これらを用いて,機械学習によって,ロボットがラットとのインタラクションを通して,適応的に遊び行動を獲得することを試みた.その結果,学習が比較的短時間で収束することが確認された.学習結果にもとづいてロボットが行動する場合,ラットの活動性を高めるなど,ラットとの間に遊び行動が成立することが確認できた
- ID情報
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- 課題番号 : 15K00366
- 体系的課題番号 : JP15K00366