2013年 - 2015年
GDSLリパーゼによるピレスリン生合成の分子機構解明と昆虫抵抗性植物作出への応用
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(B)) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 25282234
- 体系的課題番号
- JP25282234
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 10,400,000円
- (直接経費)
- 8,000,000円
- (間接経費)
- 2,400,000円
- 資金種別
- 競争的資金
エステル構造をもつ殺虫性物質ピレスリンは、除虫菊の中で酸部とアルコール部とがGDSL リパーゼTcGLIPのはたらきにより連結されることにより生合成される。本研究では、本酵素の制御機構を解明するため、まずその触媒機構に必須のアミノ酸を大腸菌で発現させた組換え酵素を用いて同定し、結晶化に適した塩類溶液を明らかにした。また、低濃度で不可逆的に本酵素を阻害するホスホン酸エステル類を創出し、本酵素の遺伝子発現が傷害誘導的に生じる揮発性物質により促進されることを明らかにした。さらに、シロイヌナズナで本酵素遺伝子のホモログ遺伝子を破壊すると、防御遺伝子のプロモータ促進活性が低下することを見出した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 25282234
- 体系的課題番号 : JP25282234