2019年12月27日
Complex Langevin analysis of the spontaneous rotational symmetry breaking in the Euclidean type IIB matrix model
National Strings Meeting 2019
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- 開催年月日
- 2019年12月22日 - 2019年12月27日
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- IISER Bhopal
- 開催地
- Bhopal, India
IIB型行列模型は、超弦理論の非摂動的定式化として提唱された。ユークリッド時空でのIIB型行列模型では、フェルミオンを積分して得られるパフィアンが複素数であるため、数値的に扱う上で符号問題に直面する。そこでD=6,10の模型に対して複素ランジュバン法を用いてこの模型の数値解析を行い、SO(D)回転対称性の破れによる時空の力学的生成について調べる。ガウス展開法による解析計算ではSO(D)がSO(3)に破れることが示唆されているが、このガウス展開法の結果と比較検討を行う。