論文

査読有り 国際誌
2017年9月

Phase transitions of a (super) quantum mechanical matrix model with a chemical potential

Journal of High Energy Physics
  • 東武大
  • ,
  • Pallab Basu
  • ,
  • Prasant Samantray

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071
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1
終了ページ
18
記述言語
英語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.1007/JHEP09(2017)071

超対称性を持った有限温度のゲージ理論では温度を変えたときの閉じ込め・非閉じ込め相転移は存在しないと考えられてきたが、この研究では低温領域のゲージ場の配位を数値的に調べることで、閉じ込め・非閉じ込め相転移が存在することの示唆を与えた。まず、この研究では超対称性を持った有限温度のゲージ理論について低温領域のゲージ場の配位を数値的に調べることで、温度を変えたときに閉じ込め・非閉じ込め相転移が存在することの示唆を与えた。
また、超対称性を持った場合と、フェルミオンを含まないボソンだけから成る場合の有限温度のゲージ理論に、ウィルソンループから成る化学ポテンシャルを付け加えた模型について数値シミュレーションを行った。これにより、温度と化学ポテンシャルの係数の2つのパラメーターを変えたときの、3次のGross-Witten-Wadia(GWW)型の閉じ込め・非閉じ込め相転移の相転移点を数値的に調べて相図の比較検討を行った。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1007/JHEP09(2017)071
Web of Science
https://gateway.webofknowledge.com/gateway/Gateway.cgi?GWVersion=2&SrcAuth=JSTA_CEL&SrcApp=J_Gate_JST&DestLinkType=FullRecord&KeyUT=WOS:000411030500004&DestApp=WOS_CPL
共同研究・競争的資金等の研究課題
行列模型の数値解析による超弦理論の非摂動的効果の研究
URL
https://arxiv.org/abs/1707.02898
ID情報
  • DOI : 10.1007/JHEP09(2017)071
  • ISSN : 1029-8479
  • Web of Science ID : WOS:000411030500004

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