2018年4月 - 2021年3月
クロマチン因子による標的ゲノム領域構築-生殖腺分化マスター遺伝子の制御ー
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
分化細胞核ではダイナミックなクロマチン構造変換が起きる。本研究課題では、PcGメンバーならびにパートナーであるクロマチン構成因子Jarid2 (Jumonji) に焦点をあてた。分担研究者等により作成されたJarid2 flox alleleの検証のため、メスgerm-lineで組換え酵素を駆動し、得られたJarid2機能欠失胚を解析した。これまで報告のあったgene-trapマウスと同様の浮腫、心臓の中隔欠損、肝臓の低形成のみならず、新たに泌尿生殖領域の形成の異常をみとめた。さらに、ヒト性分化疾患におけるこれら因子の変異解析をおこなった。
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- 課題番号 : 18K06926
- 体系的課題番号 : JP18K06926