元村 智明

J-GLOBALへ         更新日: 18/10/28 14:17
 
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研究者氏名
元村 智明
 
モトムラ トモアキ
所属
金城大学
部署
社会福祉学部 社会福祉学科
職名
准教授
学位
修士(社会学)(佛教大学)

研究キーワード

 
 

研究分野

 
 

経歴

 
2013年4月
 - 
現在
金城大学 社会福祉学部 社会福祉学科 准教授
 
2005年4月
 - 
2013年3月
金城大学 社会福祉学部 社会福祉学科 講師
 
2001年4月
 - 
2005年3月
金城大学 社会福祉学部 社会福祉学科 助手
 
2000年4月
 - 
2001年3月
京都府医師会看護専門学校 非常勤講師
 

学歴

 
2000年4月
 - 
2003年3月
佛教大学 社会学研究科(博士課程) 社会学・社会福祉学専攻
 
1998年4月
 - 
2000年3月
佛教大学 社会学研究科(修士課程) 社会福祉学専攻
 
1994年4月
 - 
1998年3月
東北福祉大学 社会福祉学部 社会福祉学科
 

委員歴

 
2018年5月
 - 
現在
社会事業史学会  編集委員会
 
2017年10月
 - 
現在
石川県白山市  白山市障害者差別解消のまちづくり支援協議会
 
2017年4月
 - 
現在
日本社会福祉学会  アーカイブズ化推進委員会
 
2017年4月
 - 
現在
石川県白山市  白山市障害者計画策定委員会
 
2016年12月
 - 
2017年3月
日本社会福祉学会  『学会資料のアーカイブズ化推進委員会の設置』に向けた準備委員会
 
2016年5月
 - 
2018年4月
社会事業史学会  第7次社会福祉歴史教育委員会
 
2014年5月
 - 
2016年4月
社会事業史学会  第6次社会福祉歴史教育委員会
 
2011年5月
 - 
2018年4月
社会事業史学会  史資料問題委員会
 
2009年5月
 - 
2011年4月
社会事業史学会   第二次史資料問題委員会
 

論文

 
社会事業の枠組み形成と関東大震災―吉田久一による社会事業史研究を中心に―
元村 智明
感性福祉研究所年報   (18) 65-85   2017年3月   [査読有り]
社会福祉教育においても原論と歴史は重要科目であり、原論にも関東大震災が社会事業との関連で指摘される。そこで日本の社会福祉史研究で社会事業の枠組みの創出過程と関東大震災との関連性を検討した。その結果、戦前の研究において古代の実践から解釈として「社会事業」の名称使用が確認できた。戦後の社会福祉史研究の牽引者・吉田久一が社会事業史研究の枠組設定から対象認識、研究方法論に至るまで追究したが、その吉田が一連の著作において米騒動に次いで関東大震災が社会事業の成立要因である点を指摘している点を確認した。
山本良吉の慈善事業および社会事業への理解に関する予備的考察―博愛社への眼差しを通して―
元村 智明
大阪「博愛社」の研究 平成25年度~平成27年度科学研究費補助金(基盤研究C)研究成果報告書   29-43   2016年3月
山本良吉(1871-1924)は金沢市出身で倫理学者や教育者として知られ七年制武蔵高等学校(武蔵大学)の創設者の一人であるが、慈善事業との関わりや日露戦争時に非戦を論じた人物であることは余り知られていない。特に教育者として倫理学者や修身のテキストを編纂したが、慈善事業や社会事業への記述も多くみられ、知識人としての慈善事業や社会事業に対する理解について明らかにした。
福田徳三の議論形成にみる社会福祉の基本的視点の検討―関東大震災前後に着目して―
元村 智明
感性福祉研究所年報   (17) 169-186   2016年3月   [査読有り]
社会福祉教育では生活や労働は基礎的概念であり、戦前日本ではいち早く生存権と社会政策の必要性を議論した福田徳三を取り上げた。福田徳三の議論に労働に対する保護の問題として社会政策の介入の必要性を確認し、間接的生存権としての労働権と文化価値としての生存権が社会権の一環である点を確認した。なお福田徳三の議論に「社会の発見」への議論は知られているが、そこには生活理解と人格への眼差しが重要であった。特に関東大震災後の議論では、「人間復興」を論じた点を明らかにした。
海野幸徳の災害福祉論
元村 智明
感性福祉研究所年報   (16) 61-78   2015年3月   [査読有り]
海野幸徳(1879-1955)は、戦前から社会福祉の学問領域をリードし社会事業学を構想した研究者であるが観念論的目的概念を設定したとして評価されてきたが、関東大震災後に「災害社会事業」や「医学的社会事業」の必要性を論じたことは余り知られておらず、現実的対応に即した社会事業の役割や機能面に着目した議論形成を立論した点を明らかにした。
地方における救済事業ならびに社会事業の拡大化傾向に関する一考察―戦前石川県下の事業数と開設位置を中心に―
元村 智明
地域社会福祉史研究   (5) 15-55   2013年3月   [査読有り]
戦前日本における救済事業から社会事業への展開に際しての方針を措定しながら、戦前石川県の社会福祉の施設・団体・機関の事業数を361事業と確定し事業の設立主体の多様性について言及しながら、金沢市内と県下郡部では事業の開設数割合がほぼ半数で県下に事業が拡がっていた点を分布図の作成を通して明らかにした。
地域社会における生活支援の現代的展開―石川県下の共同性と組織化をめぐって―
元村 智明
社会事業史研究   (40) 29-50   2011年9月   [査読有り]
北陸地方を代表する地方都市金沢を抱える石川県において、近代社会から現代社会への転換において生活不安や生活困難に対して生活することの共同性や組織化がどのようなかたちで議論されて進められてきたかを概観した。まずは小野太三郎による小野慈善院の地域社会における役割と限界を検討し、次いで日露戦時戦後の慈善事業の様子と戦時下の地域社会の組織化を検討し、さらに米騒動後の地域委員創設の展開、そして大正期の経済保護事業、アジア・太平洋戦争下の厚生事業の抱える問題を通して地域社会における組織化・制度化の試みに...
「社会事業」の歴史分析をめぐる研究ノート
元村 智明
金城大学紀要   (9) 287-306   2009年3月
大正期に成立したと指摘される社会事業は、戦後どのような歴史分析をもとに、評価されたかについてその歴史分析の方法論的課題を時系列に整理検討した。

Misc

 
社会福祉の歴史分析における史・資料の「収集」と「利用」をめぐる諸課題-史・資料のデータベース化を通して-
社会事業史学会史資料問題委員会
社会福祉史・社会事業史研究のための史資料ガイドブック   105-118   2010年
大正期石川県の地域的共済の可能性-組織化と制度化をめぐって-
元村智明編著
日本の社会事業-社会と共同性をめぐって-   251-277
平成22年
続『石井十次資料館蒐・所蔵仮目録』分析ノート-「写真の部」と「図書の部」を中心に-
細井勇
岡山孤児院におけるネットワーク形成と自立支援に関する総合的研究(2006年度~2009年度科学研究費補助金(基盤研究B))№18330123研究成果報告書   189-195   2010年
山口正の社会福祉論-社会事業の歴史分析から厚生事業論の成立まで-
金城大学紀要   (8) 159-178
平成20年
戦前石川県における社会事業主事の議論の系譜-雑誌『石川県之社会改良』を中心に-
金城大学紀要   (第7号) 151-170
平成19年

書籍等出版物

 
社会福祉
室田保夫・倉持史朗・蜂谷俊隆 (担当:共著, 範囲:第2章 社会福祉の歴史と思想:古代から近世 および 第7章第1節 社会福祉事業)
ミネルヴァ書房   2018年4月   ISBN:978-4-623-08295-7
第2章の社会福祉の歴史と思想では古代社会から近世社会の海外と日本の対比のなかで出発点を原生社会の生活支援ととらえながら、西洋のキリスト教と東洋の仏教の影響を踏まえながら近代以前の福祉について解説した。第7章第1節社会福祉事業では、社会福祉事業と社会福祉施設の相違を整理しながら、社会福祉に関する諸計画、現状の社会福祉施設の数、定員・在所者数について解説した。
社会福祉の歴史 地域と世界から読み解く
田中和男・石井洗二・倉持史朗 (担当:分担執筆, 範囲:第6章 戦後改革・高度成長期の社会福祉)
法律文化社   2017年3月   ISBN:978-4-589-03816-6
「第6章 戦後改革・高度成長期の社会福祉」では、戦後日本の社会福祉について、戦後改革と高度成長との関係から解説した。戦後改革においては、占領下と福祉改革、福祉三法体制と社会保険(労働・医療)、社会保障の制度設計を取り上げた。高度成長においては、生活意識の問題、福利六法体制と社会保険の拡充、地域の戦後社会福祉、社会福祉の理論状況から解説した。なお高度成長の終焉期に福祉国家から福祉への見直しを取り上げて福祉元年、福祉見直しの状況について解説した。
岡山孤児院 写真・映像資料(全3巻)
元村 智明 (担当:編者, 範囲:解説および編集)
六花出版   2015年6月   ISBN:978-4-905421-64-1
岡山孤児院に関する写真史資料を整理し「写真アルバム」「写真画・記念写真帳」の画像と「明治時代の孤児院における生活記録」の映像を編輯し、明治時代から大正期までの児童福祉施設における福祉実践について視覚的に学ぶことができる学修教材と史資料の利活用に先鞭を付けた。
社会福祉学事典
日本社会福祉学会事典編集委員会 (担当:分担執筆, 範囲:第Ⅰ部2章 歴史 社会事業の諸政策)
丸善出版   2014年5月   ISBN:978-4-621-08814-2
「社会事業の諸政策」(4000字)の項目で戦前日本における社会事業に関する諸政策について、その基本的考え方、諸政策の背景、感化救済事業から社会事業への転換、社会調査の必要性、社会局および救済事業調査会の設置、経済保護事業の展開、方面員制度の設置と拡充、救護法をめぐる議論を通じて解説した。その他に最新の先行研究への評価や今後の研究展望について執筆した。
日本の社会事業-社会と共同性をめぐって-
元村智明 (担当:編者, 範囲:第10章 大正期石川県の地域的共済の可能性-組織化と制度化をめぐって- 及び はじめに・むすびにかえて)
社会福祉形成史研究会   2010年3月   
現代社会に社会福祉が成立することを踏まえて、近代日本の所産であった慈善事業がその後の展開のなかで社会事業の議論としてどのように形成され展開していくのかについて、社会事業成立の指標である社会化・組織化・専門化・科学化・予防化の鍵概念の実体について理念・法制度・実践の観点から検討した結果をまとめた。
現代社会保障・福祉小事典
法律文化社   2007年2月   ISBN:978-4-589-02988-1
横山源之助の出自から社会探訪への経緯、その後の社会調査とその影響について現代日本の社会科学的視点の嚆矢となった理由について解説した。
『石川県之社会改良』解説・総目次・索引
不二出版   2006年6月   ISBN:4-8350-5714-7
石川県社会福祉協議会の前身である石川県社会事業協会が公刊した機関雑誌『石川県之社会改良』について、第1号の1924年6月号から第17号の1940年7月までの概要について解説し、全号の総目次および索引を作成編集した。

講演・口頭発表等

 
地方における社会事業の本格的形成―石川県下の施設・団体・機関の開設時期と開設位置をめぐって―
元村 智明
日本社会福祉学会第60回秋季大会   2012年10月21日   日本社会福祉学会
戦前の石川県下で開設された施設・団体・機関について、常設と臨時を含めてどこに開設されたのかを明らかにしたうえで、そこには労働者とその家族を対象とする事業の拡大がみられ、社会事業が地方都市金沢を擁する石川県下においても本格的に形成された点を明らかにした。
地域社会における経済保護事業の形成と生活改善―石川県下の取り組みを中心に―
元村 智明
社会事業史学会第40回大会   2012年5月12日   社会事業史学会
社会福祉の歴史分析における経済保護事業の位置づけについて明らかにしたうえで、特に地方都市金沢を抱える石川県では大正期に生活問題がどのように問題視されて生活改善の論調が起こったのか、さらにそれに連動するかたちで公設市場の設置の経緯とならんで都市問題と生活改善キャンペーンが行われたかについて明らかにした。
近代社会における地域の変貌―石川県をめぐって
元村 智明
社会事業史学会第39回大会   2011年5月8日   社会事業史学会
共通論題報告のシンポジストの一人として、石川県における近代から現代の転換を地域社会の福祉実践からどのように捉えることが可能かについて、その段階論に基づく分析を報告した。
地方における社会事業から厚生事業への議論形成-戦時下の石川県社会事業主事の言説を中心に-
元村智明
日本社会福祉学会第54回全国大会   2006年10月7日   日本社会福祉学会
地方の社会課はどのような形で成立し、どのような人物が初代課長であったか、そしてそれは社会事業主事の仕事として戦時下に向けてどのような議論が継承されたかを明らかにした。
現代的理念としての「厚生」概念の検討とその系譜-厚生省創設後の議論を中心に-
元村智明
日本社会福祉学会第53回全国大会   2005年10月9日   日本社会福祉学会
国民生活を対象とする「厚生」概念の議論が大河内一男の議論を前後してどのように継承され展開したかについて明らかにした。
戦後社会福祉における対象「拡大」の意味-社会保障関係費及び社会福祉費等の動向から-
元村智明
日本社会福祉学会第50回記念全国大会   2002年10月27日   日本社会福祉学会
戦後社会福祉の対象拡大についてその構造を、社会保障関係費及び社会福祉費の支出額の推移から明らかにし、1970年代前後の社会福祉のもつ意味について報告した。
戦後社会福祉における1970年前後の意味-厚生白書の分析から-
元村智明
日本社会福祉学会第49回全国大会   2001年10月21日   日本社会福祉学会
戦後社会福祉は公的扶助から個別福祉が分離し、社会保険に対して1970年代前後に対象者別福祉を統合し社会福祉として本格化した点を明らかにした。

担当経験のある科目

 
 

Works

 
複写版 石川県之社会改良(CD-ROM)
元村 智明   データベース   2006年9月
石川県社会事業協会の機関雑誌である『石川県之社会改良』は、全17号で2994頁に及び史資料の活用と保存の観点から史資料のデジタル化を試み、1枚のCD-ROMとして編集した。
複写版 石川県之社会改良 上中下巻
元村 智明   データベース   2005年11月
石川県社会事業協会(1921年発足)の機関雑誌である『石川県之社会改良』(全17号,1924-1940年,全2994頁)が散逸状況にあり、その所在を確認して「上中下」巻に収めて複写版として編集した。

競争的資金等の研究課題

 
戦前石川県下の公共性の議論形成と共同性確保に関する研究―経済保護事業を中心に―
科学研究費補助金
研究期間: 2011年4月 - 2013年3月    代表者: 元村 智明
戦前石川県下の社会福祉関係の施設・団体・機関によって開設された事業が常設と臨時を合わせて361事業が明らかとなり、そのなかでも経済保護事業の占める割合や傾向について明らかにすることで大正期に成立すると指摘される社会事業が地域的展開においても経済保護事業の果たした役割や機能が大きい点を明らかにした。
戦前日本の社会事業の現代的特質に関する研究―社会・共同性を中心に―
科学研究費補助金
研究期間: 2007年4月 - 2009年3月    代表者: 元村智明
大正期に成立する社会事業について地域・団体・施設等の観点から社会事業の具体的展開について検討する共同研究である。
石川県下の厚生事業の議論形成に関する研究-雑誌『石川県之社会改良』を中心に-
科学研究費補助金
研究期間: 2005年4月 - 2007年3月    代表者: 元村智明
北陸地方を代表する金沢を抱える石川県では、戦前において社会事業から厚生事業の形成に際してどのような人物がどのような考えや思想のもとでかかわりながら議論を形成したのかを明らかにする基礎研究である。
日本近現代における社会福祉形成史
その他の研究制度
研究期間: 1998年4月       代表者: 元村智明
戦前における社会事業・社会福祉の議論形成とその成立要因について思想・制度・政策、理論的背景から分析を進める。