論文

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2021年5月12日

Spatial and latent memory data in PS2Tg2576 Alzheimer’s disease mouse model after memantine treatment

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  • Masahisa Matsumura
  • ,
  • Kana Sato
  • ,
  • Takashi Kubota
  • ,
  • Yasushi Kishimoto

記述言語
英語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
出版者・発行元
Elsevier

我々は、アダマンタン誘導体であり、医療用NMDA受容体拮抗薬であるメマンチンが、アミロイド前駆体タンパク質/プレセニリン2二重トランスジェニックマウス(PS2Tg2576マウス)の空間学習障害および潜在学習障害を改善するかどうかに関する行動学的データをここに発表する。PS2Tg2576マウスでは、生後2-3ヵ月でアミロイドβ蛋白(Aβ)が早期に沈着し、生後約5ヵ月で徐々に蓄積することが示されている。そこで、PS2Tg2576マウスは、生後3ヵ月と5-6ヵ月で空間記憶のためのモリス水迷路(MWM)試験と潜在記憶検査のための水探し試験に供された。さらに、認知機能への影響を確認するため、行動課題を開始する3-4週間前にメマンチン(30mg/kg/日、p.o.)を投与した。この論文で提供された情報は文献に追加されるものであり、アルツハイマー病(AD)研究のための動物モデルや行動パラダイムの選択に利用することができる。

リンク情報
URL
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2352340921004157 本文へのリンクあり

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