2006年 - 2008年
新たな燐資源としての製鋼スラグの高度リサイクル
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
製鋼スラグから磁場によって燐酸カルシウムを分離・回収し、新たな燐資源を得る技術の基本を確立した。本研究では、スラグ組成、冷却速度、雰囲気の制御によって、スラグ中に燐酸カルシウム結晶を積極的に析出させ、これを回収するための磁場強度、粒度、分離方法を系統的に明らかにした。また、残渣スラグをフラックスとしてリサイクルすることにより、石灰投入量、スラグ発生量を大幅削減できることを示した。
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- 課題番号 : 18360433
- 体系的課題番号 : JP18360433