上野加代子 (Kayoko Ueno) - マイポータル

基本情報

所属: 東京女子大学現代教養学部国際社会学科社会学専攻教授

学位: 学術博士(大阪府立大学)

研究者番号: 50213377
J-GLOBAL ID: 200901058459475687
researchmap会員ID: 5000080625

外部リンク: http://ueno-kayoko.org/

研究キーワード

研究分野

経歴

2010年 - 2012年

徳島大学, 教授

学歴

1986年4月 - 1989年3月

大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 生活福祉学専攻
1984年4月 - 1986年3月

大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 生活福祉学専攻

論文

多文化社会と児童虐待問題

上野加代子

家族関係学 (39) 5-13 2020年12月24日招待有り
リスク・アプローチからソーシャルハーム・アプローチへーー―児童虐待問題と有責性

上野加代子

こころの科学 Human special issue 60-68 2020年9月招待有り
「国境を越えた女性の移動－今日の南北問題」

上野加代子

東京女子大学論集 70(1) 2019年9月1日招待有り
“Facebook Activism among Foreign Domestic Workers in Singapore”

Ueno, Kayoko, Danièle Bélanger

『東京女子大学社会学年報』 7巻 2019年3月
「児童虐待防止対策の問題点」

上野加代子

西本博・藤原一枝（編）『赤ちゃんが頭を打った、どうしよう？ ― 虐待を疑われないために知っておきたいこと』 46-49 2018年8月31日
「ラブ・ゲインーーシンガポールにおける住み込み外国人家事労働者にみる親密性の変容」

上野加代子

安里和晃（編）『国際移動と親密圏』京都大学学術出版会 219-245 2018年2月
「タイのホーム・ケア・プロジェクトで養成されたボランティアの活動」

辻京子, 上野加代子, 大西美智恵

医学書院『訪問介護と看護』 23(5) 1-2 2018年
「児童虐待防止対策の課題――子どもが一時保護になった親の経験から」

上野加代子

『社会保障研究』 2(2.3) 263-278 2017年12月招待有り
「福祉の研究領域における構築主義の展開」

上野加代子

『社会学評論』 68(1) 70-86 2017年6月招待有り
「児童福祉から児童保護へ」の陥穽（課題研究：犯罪社会学におけるリスク社会論の意義）

上野加代子

犯罪社会学研究 41 62-78 2016年
国際移住高齢者のケア戦略―チェンマイでの調査から

上野加代子

『福祉社会学研究』 57-77 2015年5月査読有り
家庭内ケア労働者の国際移動

上野加代子

家族社会学研究 21(2) 195-200 2009年
児童虐待の社会的構築

上野加代子

ソシオロジ 39(2) 3-18,194 1994年

MISC

ヤングケアラーの批判的検討 ― 英国での議論を参照して【報告書】

上野加代子

『リスクを管理しようとする社会の危うさを考える』教育文化総合研究所『「リスク社会と子どもの人権」研究委員会報告書 31-38 2022年11月
社会学から見た子どものウェルビーイング

上野加代子

『世界の児童と母性』 92 8-11 2022年11月
問われる児童虐待防止策の構造的な矛盾

上野加代子

『公明』2022年8月号 46-51 2022年8月
「AIの虐待リスクアセスメント」とは何か、「支援」とは何か

上野加代子

『支援』 12 129-133 2022年5月10日
遠藤久夫・野田正人・藤間公太監修・国立社会保障・人口問題研究所編『児童相談所の役割と課題ーーケース記録から読み解く支援・連携・協働』（書評）

上野加代子

福祉社会学研究 (18) 259-263 2021年5月31日招待有り
伊藤るり編『家事労働の国際社会学ーーディーセント・ワークを求めて』（書評）

上野加代子

社会学評論 71(3) 511-513 2020年12月招待有り
子どもの問題行動への視角の変遷と医療化プロセスの検証 : 1960年代から2010年代の医学文献の検討から

吉田耕平, 佐藤文哉, 土屋敦, 上野加代子

地域科学研究 9 23-47 2019年
島根県隠岐郡西ノ島町における先行中・高齢者移住プロジェクト（シルバー・アルカディア事業）の調査報告書

辻京子, 上野加代子, 重松直斗

徳島県美馬市委託事業報告書 2017年3月
「"異なる他者"とのかかわり方」に関連する諸要因の研究 : 徳島大学総合科学部1年生を対象にしたアンケート調査から

井形玲美, 季 [イン], 峪口有香子, 董 [シン][ニ], 二木順子, 拝郷哲也, 楊暁[テイ], 吉田耕平, 上野加代子, 真壁和裕

徳島大学地域科学研究 2 17-29 2012年12月
子ども虐待の社会学--社会的責務としての子どもの養育 (子ども虐待) -- (現状を見据えて)

上野加代子, 吉田耕平

こころの科学 (159) 81-86 2011年9月
抵抗のストラティジー : シンガポールの家庭で就労する外国人家事労働者 (2007年度国際シンポジウム「ケアと労働 : 移動する女性たち」)

上野加代子

立命館言語文化研究 20(4) 19-38 2009年3月
家庭科の新たな実践を拓く : 新学習指導要領の検討をふまえて(シンポジウム,日本家庭科教育学会第51回大会報告2008)

上野加代子, 石川尚子, 鈴木真由子, 流田直, 山根真理

日本家庭科教育学会誌 51(3) 209-222 2008年10月1日
発題児童虐待--ジェンダー・社会階層 (第42回日本臨床心理学会大会記録号) -- (分科会 DV・児童虐待--家族を見るまなざしを検証する)

上野加代子

臨床心理学研究 44(3) 34-37 2007年3月
児童虐待事例のつくられかた : D.スミス「Kは精神病だ」の分析方法を基軸として

佐竹文子, 上野加代子, 樫田美雄

徳島大学社会科学研究 20 19-36 2007年2月
リスク社会における児童虐待 : 心理と保険数理のハイブリッド統治(I 課題研究リスク社会と犯罪)

上野加代子

犯罪社会学研究 (31) 22-37 2006年10月18日
児童虐待?心と保険数理のハイブリッド統治

上野加代子

臨床心理学研究 44(2) 20-21 2006年9月30日
児童虐待問題の批判的検討メディカルな言説を問う

上野加代子

日本社会精神医学会雑誌 7(3) 251-253 1999年2月25日
社会救済家としての子どもたち

上野加代子

青少年問題研究 (41) p63-75 1992年
世代間関係と老親のモラールに関する研究 : 交換理論の適用をめぐる方法論的課題

本村汎, 上野加代子

大阪市立大学生活科学部紀要 35 461-469 1987年
シンガポールの親族関係の研究 : その稀薄化阻止メカニズムの解明に向けて

本村汎, 上野加代子

大阪市立大学生活科学部紀要 34 401-418 1986年

書籍等出版物

『児童虐待リスク』

上野加代子

生活書院 2022年1月25日
Hybrid Mobilities Transgressive Spatialities

Rachel Silvey, Danièle Bélanger, Resmi Setia Milawati, Kayoko Ueno, Nadine Cattan, Laurent Faret ed (担当:共著, 範囲:“Transgressing the City-State: Migrant Domestic Workers in Singapore”)

Routledge 2021年9月21日
ジェンダーで学ぶ社会学

伊藤, 公雄, 牟田, 和恵, 藤田, 由美子, 木村, 涼子, 中村, 桃子, 阿部, 真大, 大槻, 奈巳, 藤田, 嘉代子, 久保田, 裕之, 辻, 泉, 小柳, しげ子, 谷本, 奈穂, 辻, 大介, 佐藤, 文香, 上野, 加代子, 斎藤, 真緒 (担当:分担執筆, 範囲:移動するーグローバリゼーションがもたらす新しい世界218―231)

世界思想社 2015年10月 (ISBN: 9784790716686)
家族生活研究 : 家族の景色とその見方

清水, 新二, 宮本, みち子

放送大学教育振興会 2015年3月 (ISBN: 9784595140464)
親密性の福祉社会学 : ケアが織りなす関係

庄司, 洋子, 上野, 加代子, 相馬, 直子, 湯澤, 直美, 加藤, 朋江, 時岡, 新, 三井, さよ, 春日, キスヨ, 野口, 裕二, 木下, 康仁, 稲葉, 昭英, 天田, 城介 (担当:分担執筆, 範囲:児童虐待という問題の構築, pp.23-42)

東京大学出版会 2013年8月 (ISBN: 9784130541398)
『国境を越えるアジアの家事労働者――女性たちの生活戦略』

上野加代子

世界思想社 2011年12月20日
国境を越えるアジアの家事労働者 : 女性たちの生活戦略

上野加代子

世界思想社 2011年 (ISBN: 9784790715511)
『21世紀アジア家族』タイ語改訂版

落合恵美子, 上野加代子, 関泰子編著 (担当:共編者(共編著者))

チュラロコン大学出版会 2011年
『21世紀アジア家族』

落合恵美子, 上野加代子編 (担当:共編者(共編著者))

明石書店 2006年12月1日
『児童虐待のポリティクス―「こころ」の問題から「社会」の問題へ』

上野加代子, 山野良一, リーロイ・H・ペルトン, 村田泰子, 美馬達哉 (担当:編者(編著者))

明石書店 2006年2月1日
21世紀アジア家族

落合恵美子, 上野加代子

明石書店 2006年 (ISBN: 9784750324647)
児童虐待のポリティクス : 「こころ」の問題から「社会」の問題へ

上野加代子, 山野良一, Pelton Leroy H, 村田泰子, 美馬達哉

明石書店 2006年 (ISBN: 9784750322810)
L..マーゴリン著『ソーシャルワークの社会構築 ―優しさの名のもとに』(Leslie Margolin, 1997, Under the Cover of Kindness: Invention of Social Work, Charlottesville: University Press of Virginia, 翻訳)

中河伸俊, 上野加代子, 足立佳美共訳 (担当:共訳)

明石書店 2003年3月
ソーシャルワークの社会的構築 : 優しさの名のもとに

Margolin Leslie, 中河伸俊, 上野加代子, 足立佳美

明石書店 2003年 (ISBN: 4750317055)
「児童虐待」の構築 : 捕獲される家族

上野加代子, 野村知二

世界思想社 2003年 (ISBN: 4790710149)
『＜児童虐待＞の構築』

上野加代子, 野村知二

世界思想社 2003年
児童虐待時代の福祉臨床学 : 子ども家庭福祉のフィールドワーク

上野加代子, 小木曽宏, 鈴木崇之, 野村知二

明石書店 2002年 (ISBN: 4750315419)
『児童虐待時代の福祉臨床学―子ども家庭福祉のフィールドワーク』

上野加代子, 鈴木崇之, 小木曽宏, 野村知二 (担当:共編者(共編著者))

明石書店 2002年
『児童虐待の社会学』

上野加代子

世界思想社 1996年11月10日
児童虐待の社会学

上野加代子

世界思想社 1996年 (ISBN: 4790706249)

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講演・口頭発表等

Families under Surveillance: Child Abuse and Risks in Our Society

Ueno, Kayoko

Asian Criminological Society (ACS), 12th Annual Conference, Online hosted by Ryukoku University, Kyoto, Japan. 2021年6月19日
｢児童虐待防止対策におけるupstream アブローチの重要性―虐待と認定されたシングルマザーへのインタビューから｣

辻京子, 上野加代子

第17回福祉社会学会大会 2019年6月18日福祉社会学会
“Intimacy Seekers: Retired Japanese in Chiang Mai,”

Ueno, Kayoko

The 5thMMC Regional Conference 2018年11月8日 Mahidol University 招待有り
子育て支援のあり方を問う－子どもが児童虐待と判定され一時保護となった保護者からの発信

辻京子, 上野加代子, 大西美智恵, 篠岡有雅

日本地域看護学会第21回学術集会 2018年8月11日日本地域看護学会
「児童虐待防止対策の課題」佛教大学人権教育センター

上野加代子

2018年1月10日
「海外退職移動と国内退職移動」『シンポジウム・高齢者相互の助け合い』チェンマイ・オーキッドホテル

上野加代子

チェンマイ介護研究会 2017年12月9日
退職移動――健康，介護，そして労働をめぐって

上野加代子, 大西美智恵, 辻京子

第15回福祉社会学会テーマセッション 2017年5月27日
北タイに暮らす日本人の介護ニーズ

大西美智恵, 上野加代子

第5回日本公衆衛生看護学術集会ポスターセッション 2017年1月21日
Facebook Activism and Networking among Foreign Domestic Workers in Singapore

Ueno, Kayoko

Migrant Technologies: (re)producing (un)freedoms, United Nations University, Macau 2016年5月
ネオリベラルリスク社会における児童虐待問題

上野加代子

第42回日本犯罪社会学会シンポジウム（「犯罪社会学におけるリスク社会論の意義」）桐蔭横浜大学. 2015年11月
From a Closet in the Employer’s House: Facebook Activism among Foreign Domestic Workers

Ueno, Kayoko

International Workshop on “Intimate Lives of Labores”, Graduate School of Asia-Pacific Studies, Waseda University 2015年3月1日
How Japan Imports Social Problems from the West: Child Abuse from the Early 20th Century to the Present

Ueno, Kayoko

XVIII ISA World Congress of Sociology, Yokohama, Japan. 2014年7月15日
チェンマイにおける日本人退職者のケア戦略

上野加代子

福祉社会学会全国大会報告, 東洋大学 2014年6月28日

担当経験のある科目(授業)

共同研究・競争的資金等の研究課題

児童虐待予防にヤングケアラーを視座に入れた教育・地域連携協働システムの構築

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2020年4月 - 2024年3月

辻京子, 上野加代子, 西岡かおり, 中岡泰子
「国際退職移動と介護」

文部科学省科研費基盤研究(B) 2015年4月 - 2019年3月

上野加代子, 大西美智恵
「Facebookによる外国人底辺労働者の組織化」

挑戦的萌芽研究 2013年4月 - 2016年3月

上野加代子
現代アジアの家族変容と福祉レジームに関する国際共同研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2010年4月 - 2014年3月

落合恵美子, 伊藤公雄, 岩井八郎, 押川文子, 太郎丸博, 大和礼子, 安里和晃, 上野加代子, 青山薫, 姫岡とし子, 川野英二, ポンサピタックサンティピヤ
「アジアにおける国際労働移動の成否を規定する要因についての調査」

基盤研究(B) 2009年4月 - 2012年3月

上野加代子, 礒田朋子, 香月保彦
「アジア女性の国際移動:家事・介護労働と国際結婚において」

基盤研究(B) 2007年4月 - 2010年3月

上野加代子, 押川文子, 落合恵美子, 橋本泰子
20世紀アジアの社会変動と高齢者のライフコース-家族イベントの聞き取りを通して-

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2007年 - 2009年

山根真理, 上野加代子, 落合恵美子, 中筋由紀子, 長坂格, 藤田道代, 宮坂靖子, 山本かほり
アジア諸社会における主婦化の比較研究:近代化とグローバル化によるジェンダーの変容

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2006年 - 2008年

落合恵美子, 小山静子, 押川文子, 姫岡とし子, 藤田道代, 上野加代子, 粟屋利江, 山根真理, 橋本泰子, 中谷文美, 姫岡とし子, 藤田道代, 上野加代子
アジア諸社会におけるジェンダーの比較研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2001年 - 2003年

宮坂靖子, 藤田道代, 落合恵美子, 山根真理, 橋本泰子, 上野加代子, 大和礼子