小國和子 (Kazuko OGUNI,) - マイポータル

基本情報

所属: 日本福祉大学国際福祉開発学部国際福祉開発学科教授

学位: 博士（学術）(2003年3月千葉大学大学院)

J-GLOBAL ID: 200901016919020603
researchmap会員ID: 6000010374

研究キーワード

研究分野

経歴

2007年4月 - 現在

東京大学大学院新領域創成研究科非常勤講師
2006年4月 - 2008年3月

日本福祉大学大学院国際社会開発研究科非常勤講師
2003年9月 - 2006年3月

国際協力機構専門家としてカンボジア派遣（農民組織・参加型開発）
2003年4月 - 2003年9月

福井県医師会看護師専門学校非常勤講師
1998年5月 - 2000年2月

青年海外協力隊農村開発プロジェクト派遣（プロジェクトコーディネーター）
1994年12月 - 1996年12月

青年海外協力隊派遣（インドネシア）
1993年7月 - 1994年3月

（財）国際開発センター調査部（嘱託）

学歴

- 2003年3月

千葉大学大学院, 人文社会科学研究科, 文化人類学専攻
- 1993年3月

千葉大学, 文学部, 行動科学科

受賞

2004年11月

国際開発学会奨励賞, 国際開発学会

論文

「インドネシアの農村ガバナンスにみる「越境性」とは―灌漑水路管理からコロナ下での協働実践への展開事例より」

『国際開発研究』 30(2) 25-40 2021年11月査読有り
「インドネシアの女子中学生にみる月経対処／管理の実態と「正しい知識」―学校教育とイスラーム規範に着目して」

『国際開発研究』 28(2) 51-66 2019年11月査読有り
「地域性を観て、創る―外国人技能実習制度を活用したインドネシア若手農業者育成の試みを事例に」

『開発学研究』 29(3) 2019年3月招待有り
「開発実践のフィールドワーク」

『国際開発研究』 17巻(2号) 9-22 2008年12月査読有り
「農村開発フィールドワークと援助」

『ワールドトレンド』 (第151号) 12-15 2008年4月査読有り
「村落開発実践の民族誌」

『民族学研究』第63巻(第4号) 317-334 1999年12月査読有り

書籍等出版物

『月経の人類学女子生徒の「生理」と開発支援』

杉田映理・新本万里子 (担当:共著, 範囲:第4章「インドネシア農村部の女子中学生はどのように月経対処しているのか―—学校教育とイスラーム規範に着目して」)

世界思想社 2022年6月
『職場・学校で活かす現場グラフィー―ダイバーシティ時代の可能性をひらくために―』

(担当:共著)

明石書店 2021年3月
「文化的慣習とコミュニティ開発」『国際開発学事典』

丸善出版 2018年11月
「農業・農村・農民」『国際開発学事典』

(担当:共著)

丸善出版 2018年11月
Action Research aimed at contextualizing Partnership in Irrigation Water Management in South Sulawesi, Indonesia, in Kenji Otsuka(eds), Interactive Approaches to Water Governance in Asia

Springer 2018年
『地域共生の開発福祉―制度アプローチを越えて－』

穂坂光彦, 平野隆之, 雨森孝悦, 小木曽早苗, 小國和子, 吉村輝彦, 朴兪美, 山首尚子, 上田大, 田村きよ美, 井岡仁志, 藤井博志, 清水明彦, 田中紗和子, 久野研二, 曽田夏記 (担当:共著, 範囲:第6章)

ミネルヴァ書房 2017年3月
「水管理を巡る人々の価値の行方」窪田順平編『水を分かつ地域の未来可能性の共創』

(担当:共著)

勉成出版 2016年3月
「共感と合理―南スラウェシ農村の灌漑管理における水番マンドロ・ジェネの事例より」『実践と感情：開発人類学の新展開』

(担当:共著, 範囲:共感と合理―南スラウェシ農村の灌漑管理における水番マンドロ・ジェネの事例より)

春風社 2015年10月
『福祉社会の開発－場の形成と支援ワーク－』

穂坂光彦, 平野隆之, 朴兪美, 吉村輝彦 (担当:共著, 範囲:「第2章アクターとしての調査実践」)

ミネルヴァ書房 2013年3月
『開発援助と人類学～冷戦・蜜月・パートナーシップ』

佐藤寛・藤掛洋子編 (担当:共著, 範囲:「開発援助実践のフィールドワーク」)

明石書店 2011年5月
『フィールドワーカーズ・ハンドブック』

鏡味治也ほか編, 文化人類学会監修 (担当:共著, 範囲:「フィールドワークが生きる現場：第9章開発」)

世界思想社 2011年5月
『支援のフィールドワーク：開発と福祉の現場から』

亀井伸孝, 飯嶋秀治 (担当:共著, 範囲:確認)

世界思想社 2011年4月
『クロスロード増刊号2010 途上国ニッポンの知恵』

佐藤寛, 水野正巳, 太田美帆, 藤掛洋子 (担当:共著, 範囲:「コンテストは社会の架け橋」 pp.16,「黒子に光をあてる現場での答え」 pp.44,「グループの力・グループの壁」 pp.47,「くらしの全体像－生活に哲学を」 pp.49,「女としての人生と生活改善」 pp.52,「貧困を乗り越えた先にあるもの」 pp.93)

社団法人協力隊を育てる会 2010年3月
『研究叢書569 開発と農村農村開発論再考』

水野正己 (担当:共著, 範囲:「農村開発フィールドワークと開発援助」 pp.221-246)

アジア経済研究所 2008年3月 (ISBN: 9784258045693)
『テキスト社会開発貧困削減への新たな道筋』

佐藤寛+アジア経済研究所開発スクール (担当:共著, 範囲:「農村生活への働きかけ」 pp.119-136)

日本評論社 2007年4月 (ISBN: 9784535554887)
『シリーズ国際開発第3巻：生活と開発』

青山温子, 佐藤寛編著 (担当:共著, 範囲:「農村生活と開発」 pp.173-192)

日本評論社 2005年9月
『援助とエンパワーメント』

佐藤寛編 (担当:共著, 範囲:「村落開発援助におけるエンパワーメントと外部者のまなび」 pp.131-156)

アジア経済研究所 2005年3月
『援助と住民組織化』

佐藤寛編 (担当:共著, 範囲:「“根っこ”のある組織化を目指して」 pp.195-226)

アジア経済研究所 2004年4月
『研究双書533：インドネシアの地方分権化』

松井和久 (担当:共著, 範囲:「『分権化』をめぐる村落社会のリアリティ－人々の生活世界にみる『政策』の解釈」 pp.227-269)

アジア経済研究所 2003年10月
『村落開発支援は誰のためか』

明石書店 2003年9月

講演・口頭発表等

「インドネシア南スラウェシ農村部における月経衛生対処～公立中学校での教育と支援の事例を中心に

日本文化人類学会第56回研究大会 2022年6月4日日本文化人類学会
「職場・学校で活かす現場グラフィーダイバーシティ時代の可能性をひらくために」

国際開発学会第32回全国大会（ブックトークセッション） 2021年11月21日
「国際協力と多文化共生」

JICA2021年度国際協力推進員（外国人材・共生）「多文化共生研修」 2021年10月28日国際協力機構(JICA)
「ローカルな月経の話から国内外の開発課題へのアプローチ（SDGｓ５を「じぶんごと」として考えるひとつのきっかけとして）」

JICA-SDGｓゴール別セミナー第11回 2020年12月16日国際協力機構(JICA)
文脈を超えて知をつなげる ―インドネシア農村における灌漑水路管理から村ガバナンスへの展開―

国際開発学会第31回全国大会 2020年12月6日国際開発学会
「フィールドの応答―農業分野の外国人技能実習生を巡る取り組みを手掛かりに」

日本文化人類学会第54回研究大会 2020年5月31日日本文化人類学会
インドネシアの女子中学生にみる月経対処/管理の実態と「正しい」知識 ―学校教育とイスラーム規範に着目して―

国際開発学会第30回全国大会 2019年11月17日国際開発学会
インドネシアの女子中学生にみる月経対処/管理の実態と「正しい」知識―学校教育とイスラーム規範に着目して―

国際開発学会第30回全国大会 2019年11月17日国際開発学会
組織的な水管理の実現に資する「越境的」アクターとは ―インドネシア南スラウェシ州灌漑農業受益地域の事例よりー

国際開発学会第20回春季大会 2019年6月15日国際開発学会
農村フィールドワーカーの生活設計と開発アクターとしての「よりよい生活」

国際開発学会第２９回全国大会 2018年11月24日国際開発学会
農村生活改善にみる「生活の見直し」の行く末―農業・農村の主体が揺らぐ日本から考える

国際開発学会第28回全国大会 2017年11月25日国際開発学会
「考え（続け）る農民」アプローチで生産と福祉をつなぐ－カンボジアと高知県中山間地域の事例から－

国際開発学会第26回全国大会 2015年11月国際開発学会
「考え（続け）る農民」アプローチで生産と福祉をつなぐ－カンボジアと高知県中山間地域の事例から－

国際開発学会第26回全国大会 2015年11月国際開発学会
アクション・リサーチを通じた相互作用機会の創出－農民による地域固有の持続的灌漑管理実現に向けて－

平山奈央子

2014年11月国際開発学会
共感と合理－南スラウェシ農村の灌漑管理における水追人マンドロ・ジェネの事例より－

2013年11月国際開発学会
手段として／目的としてのフィールドワークにおける応答性

2013年6月日本文化人類学会
「主旨と狙い」（セッション「支援のフィールドワーク」企画説明）

国際開発学会 2011年11月国際開発学会
「顔の見えるストーリー」を活かす:トラキ/ブギス混住農村における共同調査の事例より

国際開発学会 2011年11月国際開発学会
支援事業を日常的実践に近づける：カンボジアにおける農村開発現場の事例から

国際開発学会 2011年6月国際開発学会
農村開発支援のフィールドワーク－長期的視点から支援のインパクトを描く－

2010年12月国際開発学会

もっとみる

所属学協会

2017年11月 - 現在

日本地域開発学会
2000年4月

国際開発学会
1994年4月

日本文化人類学会

Works(作品等)

「これからを生きるために「当時の決断」を振り返る」（学生と教員による座談会担当）北野真帆・内藤直樹編『コロナ禍を生きる大学生』

飯田玲子・小國和子

2022年4月その他
「自分らしさ」をローカルに問い続けて生きる」

2011年3月その他
<翻訳>『インドネシア改革闘争記』（セロ・スマルジャン編）

2003年1月その他
<翻訳>『インドネシア農村社会の変容』（セロ・スマルジャン他著）

2000年5月その他

共同研究・競争的資金等の研究課題

現代日本の文脈に即した月経に関する教育の在り方の検討

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2022年4月 - 2026年3月

杉田映理
開発福祉のプロセスとマネジメント機能の分析：ウィズコロナ時代の地域共生に向けて

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2022年4月 - 2025年3月

吉村輝彦
月経をめぐる国際開発の影響の比較研究――ジェンダーおよび医療化の視点から

国立民族学博物館研究プロジェクト研究プロジェクト 2020年10月 - 2023年3月

広島大学新本万里子
「持続可能性課題の協働解決に向けた越境的実践に基づくガバナンス―アジア比較事例研究」

日本学術振興会科研基盤（B) 科研基盤（B) 2018年4月 - 2022年3月

大塚健司
開発福祉の理論と方法：制度の狭間での地域福祉と社会開発の融合に関する実践的研究

科研費基盤研究（C) 基盤研究（C) 2018年4月 - 2021年3月

吉村輝彦
応答の人類学：フィールド、ホーム、エデュケーションにおける学理と技法の探求（科研基盤A)

（科研基盤A) （科研基盤A) 2016年4月 - 2021年3月

清水展
グローバルなアジェンダとなった月経のローカルな状況の比較研究

基盤研究（Ｂ）（海外学術調査）基盤研究（Ｂ）（海外学術調査） 2017年4月 - 2020年3月

杉田映理
開発協力・研究に資する日本の生活改善経験に関する資料、応用事例の収集と体系化（国際開発学会）

国際開発学会研究部会国際開発学会研究部会 2015年4月 - 2018年3月
水ガバナンスへのインタラクティブ・アプローチ：アジアの事例研究（アジア経済研究所）

アジア経済研究所研究会(C-36) 2016年9月 - 2017年3月

大塚健司
同時代の喫緊課題に対する文化人類学の＜応答＞可能性の検討

科研費（文部科学省）科研費（文部科学省） 2014年4月 - 2016年3月

清水展
「統合的水資源管理のための「水土の知」を設える」

総合地球環境学研究所 2011年4月 - 2016年3月
共同研究（若手）｢｢国家英雄｣から見るインドネシアの地方と民族の生成と再生｣

国立民族学博物館 2012年4月 - 2015年3月
実践と感情―開発人類学の新展開

文部科学省科研費（文部科学省）科研費（文部科学省） 2012年4月 - 2015年3月

関根久雄
「支援の人類学：グローバルな互恵性の構築に向けて」

国立民族学博物館機関研究 2009年10月 - 2013年3月
開発援助のフィールドワークにおける介入性に関する研究（若手B）

文部科学省科研費（文部科学省）科研費（文部科学省） 2009年4月 - 2012年3月
サゴヤシ利用の伝統的農村が水稲栽培農村として存続できる農村変容要因分析

文部科学省科研費（文部科学省）科研費（文部科学省） 2008年4月 - 2011年3月

西村美彦名古屋大学

学術貢献活動

国際開発学会常任理事

パネル司会・セッションチェア等, その他

国際開発学会 2014年11月 - 2020年10月

社会貢献活動

国際開発学会理事

その他

2020年11月 - 現在
耕志の会(インドネシア技能実習生修了生サポート）アドバイザー

その他

2015年1月 - 2021年12月
JICA北陸における草の根技術協力事業(草の根協力支援型）の案件形成・選考に係る外部有識者

運営参加・支援

JICA北陸 2019年8月 - 2021年3月