2006年 - 2007年
堆積盆と付加体の発達過程及び流体移動の定量的解析
文部科学省 科学研究費助成事業(基盤研究(B)) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 18340159
- 体系的課題番号
- JP18340159
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 16,750,000円
- (直接経費)
- 15,100,000円
- (間接経費)
- 1,650,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究の目的は,堆積盆地の発達過程を,断層帯に沿う流体移動の影響も含めて,堆積作用・流体移動・力学的圧密・セメンテーションの複合過程として解くことであった.昨年度末に研究代表者が京都大学から広島大学に転任したことから,広島大学から新たに5名の研究分担者を追加し,京都大学から容器内変形透水試験機を広島大学に移動して本研究を遂行した.また,本科研費補助金を用いて円筒研削盤を購入して,広島大学を中心にして本研究を遂行する体制を整えた.本研究によって,以下の3つの成果が得られた.(1)地下深部条件を再現した室内実験で堆積物・岩石の水理学的性質を測定して,台湾北西部・新潟平野・足柄平野・北海道幌延地域・宮崎平野において第三紀層と第四紀層の地下浸透率・間隙率構造を決めることができた.台湾北西部では,実測された性質に基づいて堆積作用と流体移動の競合過程を定量的に解析し,ガス田の生産孔で実測された異常間隙圧の発達過程を定量的に解析し
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- ID情報
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- 課題番号 : 18340159
- 体系的課題番号 : JP18340159