2012年8月 - 2013年2月
多収性チモシー品種の創出に向けた相反循環選抜法の提案
ノーステック財団 「研究開発助成事業」スタートアップ研究補助金
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- 研究代表者
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- 競争的資金
多収性チモシーの開発は、道内酪農産業における自給粗飼料基盤の強化に寄与できる。本研究は、飛躍的な収量性改良が見込まれる相反循環選抜(提案法)の有用性を示すため、シミュレーションによって収量性の遺伝獲得量(%/年)を従来法と比較した。その結果、提案法の遺伝獲得量は、従来法の1.8~2.0倍の増加が認められた。今後は、この提案法を実証していくことで、育種事業での本格的な採用に繋がると見込んでいる。