2006年7月1日
「方法としてのアジア」という陥穽 --「日本の戦後思想」を読み直す7
前夜
- 巻
- 号
- 8
- 開始ページ
- 208
- 終了ページ
- 216
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
「日本の戦後思想」を読み直すという連載の第七回目として、竹内好と梶村秀樹との間でなされた論争について論じている。日本の植民地主義について加害責任を問おうという問題意識が民族感情の顕揚と結びついてしまうアイロニーが取り上げられる。