講演・口頭発表等

2022年10月1日

Web授業資料のオンライン学習とプレゼンテーションへの両対応 - 読ませる資料と見せる資料の両立 -

日本産業技術教育学会 第35回九州支部大会
  • 八尋剛規

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(一般)

筆者は従来から、World Wide Web(以下、Web)を教具として利用した授業を行なってきた。これはプレゼンテーションソフトを使用せず、Web上にプレゼンテーションの代替となるコンテンツを作成し、それを提示しながら行う授業形態である。この形態にした理由は、コンテンツのダイナミック性、インタラクティブ性に優れていることにある。これを実現するため、tyCMSと称するCMSを独自に開発し利用してきた1)。
学習者は授業時にもスマートフォンやタブレットなどBYODを用いてtyCMSにアクセスする。また、授業時以外でも自宅学習で利用する他、2020年度以降はコロナ禍により遠隔授業でも日常的に利用している2)。
一方で、さまざまな授業形態に対応したプレゼンテーション資料を作成するには、授業者側の負荷が大きい。これを解消するためWebの機能を利用して両立を図った。