島田 裕之

(教員からのメッセージ) デザインをはじめとする美術の世界は、作品を作ることによってそこに込められたテーマや作者のこころなどを見せていくものだと考えています。広告のキャッチ・コピー的に言うならば「見えるものを作り、見えないものを見せる」ということです。近代デザインの歴史は、19世紀末のウィリアム・モリスからはじまります。その後、アール・ヌーボーやアール・デコ、バウハウス、モダンデザイン等時代とともにデザインは進化してきました。現在巷では「日本の独自の文化はマンガとアニメ」などとも言われます。そんな、モリスからジャパニメーションまで、視覚伝達デザインやイラストレーション、ＣＧなどのさまざまな「見せるもの」と映画や広告、マンガ、アニメーションなどの「見えるもの」の面白さを研究しています。