2016年4月 - 2018年3月
歯周病細菌による肝臓内侵入・定着機構のバイオイメージングを用いた解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
- 課題番号
- 16K15790
- 体系的課題番号
- JP16K15790
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,510,000円
- (直接経費)
- 2,700,000円
- (間接経費)
- 810,000円
- 資金種別
- 競争的資金
歯周病細菌は口腔内の血流に乗って全身へ播種し、様々な全身疾患の憎悪に深く関与している。最近、歯周病細菌が非アルコール性脂肪性肝疾患の発症にも関与していることが報告されたが、詳細なメカニズムは不明である。本研究では、バイオイメージング解析により、歯周病菌が血流に乗ってどのように肝臓に定着・侵入して、どのような影響を及ぼすのかに関して、培養細胞を用いた変化を観察した。その結果歯周病細菌は主にオートファゴソームやリソソームに存在する事が明らかとなった。また細胞内に脂肪滴が存在すると同菌の感染初期での生存率が増大すること、さらに脂肪滴は菌排除のオートリソソーム形成に影響を及ぼすことも分かった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 16K15790
- 体系的課題番号 : JP16K15790