2011年 - 2012年
食欲減衰のための縄跳び運動の可能性
科学研究費助成事業(早稲田大学) 科学研究費助成事業(挑戦的萌芽研究) 挑戦的萌芽研究
本研究は、縄跳びのような重心の上下動を伴う運動は、一過性の運動による食欲の低下を効率的に引き起こすだけでなく、重心の上下動を伴わない運動と比較して、運動由来の食欲低下にグレリンやペプチドYY などの食欲関連ホルモンの貢献度がそれほど大きくないことを明らかにした。加えて、一過性の運動後の食欲は、男性と比較して女性で速やかに亢進(回復)することがわかった。これらの結果は、性別を考慮した肥満の予防・改善のための運動処方作成におけるエビデンスの一つになるだろう。
- ID情報
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- 課題番号 : 23650439
- 体系的課題番号 : JP23650439