2020年7月 - 2022年3月
脳深部錐体細胞の反応特異性を決定する樹状突起スパイン活動の機能イメージング
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 挑戦的研究(萌芽)
記憶の形成に重要な役割を果たす海馬の錐体細胞は、動物の場所に特異的に活動する「場所細胞」としての性質をもつ。しかし、このような細胞反応の場所特異性がどのようなシナプス活動によって形成されるのかは明らかでない。本研究は、海馬錐体細胞の樹状突起スパインレベルのカルシウムイメージングの手法を確立するために、アデノ随伴ウイルスベクターまたはトランスジェニックマウスにより背側海馬CA1野の錐体細胞にスパイン特異的蛍光カルシウムセンサータンパク質を発現させ、そのin vivoイメージングにおける有用性を検討した。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K21561
- 体系的課題番号 : JP20K21561