1989年 - 1990年
関数プログラムの並列実行に関する研究
文部科学省 科学研究費補助金(一般研究(C)) 一般研究(C)
- 課題番号
- 01550278
- 体系的課題番号
- JP01550278
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 2,200,000円
- (直接経費)
- 2,200,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究は、関数プログラミングの方法論を支援する並列実行システムの構築に関して基礎的な問題の解決法を追究したものである。関数プログラムの実行システムの実現については最近のハ-ドウェア技術の進歩による部分も大きいが、一般の計算機上で実現した関数プログラムの実行系は手続き型のものに比べて効率が悪いことは事実である。また、逐次計算機で関数プログラムを実行する際には本質的な問題があることも知られている。本研究では関数プログラムの並列実行を対象としてこの問題の解決法を探究した。関数プログラミングの方法論を実践する上では(複数個の処理装置による)並列実行システムが重要な役割を果たすものと考えられるからである。研究を進めるにあたっては、関数プログラミングの方法論を確立するための基礎的な研究の過程として、一般的なハ-ドウェアを用いて実験的な処理系を実現し、成果をただちに方法論の研究に活用することを考慮した。第1段階として、逐次実行における遅延評価の問題点を並列実行によって解決する方法を考察した。この研究成果は関数プログラムの並列実行に関して物理的なプロセッサの割当てやプロセッサの結合方式を抽象したものであるが、共有メモリ型マルチプロセッサシステムに直ちに移行することのできるものである。第2段階として、複数個のプロセッサからなるネットワ-ク分散型のマルチプロセッサによる関数プログラムの並列実行系...
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- ID情報
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- 課題番号 : 01550278
- 体系的課題番号 : JP01550278