2015年3月9日
fMRI‐MEG統合解析に向けた統計的モデル選択に基づくfMRI非捕捉干渉信号源の位置と個数の推定法
電子情報通信学会技術研究報告
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- 巻
- 114
- 号
- 514(MBE2014 116-179)
- 開始ページ
- 239
- 終了ページ
- 244
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
脳磁図(MEG)の逆問題において、非捕捉な干渉信号源が存在するがその位置と信号源の数が不明な場合,その信号源活動の再構成はMEGの逆問題において最も困難なケースの一つとされる.本研究では、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)によって捕捉された信号源によって構成されたモデルを初期モデルとし,そのモデルに対して最小二乗推定(OLS推定)を実施した.そして,その残差に対して,アダプティブビームフォーマーを適用しfMRI非捕捉信号源の位置を調べ,その位置に新しくダイポールを配置し,更新された新しいモデルを得る.これらの手続きを繰り返し,その更新の終了条件に情報量基準を用いる新たな推定法を提案する.数値実験により,非捕捉信号源が他の信号源と干渉する場合においても,信号源の位置が正しく推定できた場合にはその信号源数もモデル選択により求める事ができた.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- J-Global ID : 201502275795011267
- CiNii Articles ID : 110010022056
- CiNii Books ID : AN10091178