共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2017年3月

母体由来タウリン低下による大脳新皮質神経幹細胞の性質制御の攪乱とその機構の解析

文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(C))  基盤研究(C)

課題番号
26461629
体系的課題番号
JP26461629
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
4,810,000円
(直接経費)
3,700,000円
(間接経費)
1,110,000円
資金種別
競争的資金

ヒトを含む哺乳類の胎児はタウリン合成能を殆ど持たず、母親から胎盤を介して与えられるタウリンに依存している。本研究においては胎児が低タウリン環境にさらされた場合に、脳発達がどのような影響を受けるかについて、特に脳の神経細胞を生みだす神経前駆細胞の性質制御の観点からマウスを用いて検討した。低タウリン状態では、神経前駆細胞が神経細胞を生みだす時期の遅延や生みだされる神経細胞種の変化が観察された。タウリンの受容体を胎児期に阻害すると、行動の変化が観察され、妊娠期低タウリン環境が仔の脳発達を阻害することが示された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/26461629.ja.html
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26461629
ID情報
  • 課題番号 : 26461629
  • 体系的課題番号 : JP26461629

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