Profile Information

Affiliation
Faculty of Business and Commerce, Keio University
Degree
博士(法学)(一橋大学)

Researcher number
50586914
J-GLOBAL ID
201601014164482558
researchmap Member ID
B000254217

法哲学の問題に対して分析哲学的な手法でアプローチする研究を続けています。研究の大きな柱として、(1)法規範なり法的判断が客観性や真理の問題と関わりあうのかという問題、(2)法的思考でどうしても使わざるを得ない曖昧で多義的な概念をどのように扱うべきかという問題、そして(1)と(2)で自身が擁護する立場の帰結が具体的な実践にどのような影響を与えるかという問題(例:ニーズ論など)を考察しています。これらの問題を解決する手がかりとして、デイヴィッド・ウィギンズ(David Wiggins)という哲学者の議論に長年注目してきました。

目下進行中のプロジェクトとして、ウィギンズの真理論を法哲学の議論に応用することが大きなテーマの一つとなる『真理と法哲学(仮)』(勁草書房、未公刊)という単著の公刊を準備しています。また最近は、ジュリー・ディクソン(Julie Dickson)などを代表論者とするような、法哲学方法論という分野にも関心を持っています。


Papers

  8

Misc.

  1

Books and Other Publications

  6

Presentations

  6

Research Projects

  1