2014年4月 - 2018年3月
大気中の浮遊微粒子の固体表面への沈着機構の解明のためのモデル化と微粒子の挙動解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
大気中で非常に高濃度で浮遊するサブミクロン(0.1~1μm)微粒子(SMP)の沈着の機構が明らかになっていない。本研究で動的(生成・輸送)と静的(表面)に着目し、表面は植物、金属、樹脂を用いた。粒子濃度をリアルタイムで計測し、捕集後の顕微鏡の観察も行った。
結果:1)浮遊する煤より疎水性または親水性の層が形成できる。2)流れがない時、SMPは高効率で沈着。3)静電気力を主な推進力とし、無電源型捕集器を開発。東京都とマレーシアでSMPを捕集。4)水中で表面からSMPを脱離させる手法を提案。5)植物に水溶性SMPを散布し、葉上の粒子量は時間とともに減少。溶液中イオンとしてが葉に吸収される可能性。
結果:1)浮遊する煤より疎水性または親水性の層が形成できる。2)流れがない時、SMPは高効率で沈着。3)静電気力を主な推進力とし、無電源型捕集器を開発。東京都とマレーシアでSMPを捕集。4)水中で表面からSMPを脱離させる手法を提案。5)植物に水溶性SMPを散布し、葉上の粒子量は時間とともに減少。溶液中イオンとしてが葉に吸収される可能性。
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- 課題番号 : 26420761
- 体系的課題番号 : JP26420761
この研究課題の成果一覧
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論文
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Particuology 85 122-132 2023年4月 査読有り招待有り責任著者
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Journal of Chemical Engineering of Japan 54(4) 135-143 2021年4月 査読有り責任著者
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エアロゾル研究 33(2) 102-107 2018年6月20日 査読有り最終著者責任著者
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Aerosol and Air Quality Research 18(4) 856-865 2018年 査読有り責任著者
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JOURNAL OF AEROSOL SCIENCE 78 83-96 2014年12月 査読有り責任著者