書籍等出版物

2015年1月

戦後日本思想と知識人の役割 (同志社大学人文科学研究所研究叢書)

  • 出原政雄
  • ,
  • 赤澤史朗
  • ,
  • 平野敬和
  • ,
  • 萩原稔
  • ,
  • 望月詩史
  • ,
  • 長妻三佐雄
  • ,
  • 田中和男
  • ,
  • 根津朝彦
  • ,
  • 織田健志
  • ,
  • 林葉子

担当区分
共著
担当範囲
「第14章 公娼廃止後の廃娼運動ー売春防止法制定過程における女性議員の役割ー」
出版者・発行元
法律文化社
総ページ数
412
担当ページ
327-350
記述言語
日本語
著書種別
学術書
DOI
ISBN
4589036509

敗戦後、日本の歴史上初めて国会に登場した女性議員たちによって売春防止法が制定されるにいたった経緯を、『全日本婦人議員大会議事録』と国会議事録を主たる史料として検証した。売春防止法が制定された1956年は「婦人参政10周年」であったが、女性議員は国会の少数派であるため、売春防止法を成立させるために、重要な論点においても妥協を重ねることになった。本稿では、その経緯を明らかにし、売春防止法の意義と限界について、歴史的な観点から指摘した。

ID情報
  • ISBN : 4589036509
  • ASINコード : 4589036509
  • EANコード : 9784589036506