2021年
進化でわかる人間行動の事典
- 担当区分
- 分担執筆
- 担当範囲
- 育てる
- 出版者・発行元
- 朝倉書店
- 総ページ数
- 307
- 担当ページ
- 152–157
- 記述言語
- 日本語
- 著書種別
- 事典・辞書
- DOI
- ISBN
- 9784254523058
小田亮・橋彌和秀・大坪庸介・平石界(編)
「食べる」「考える」「結婚する」など、ヒトの日常的な行動について、主に行動の機能と進化史に焦点を当て解説した中項目事典。コラムや用語解説も盛り込み、人間行動進化学がヒトを観る視点について知ることができる。
ヒトの繁殖は、適当なパートナーとめぐり会い関係を築き上げ、子どもをもつことだけで完結するものではない。産まれた子どもを十数年、就職や結婚を見届けるまでを含めると数十年という非常に長い期間をかけて「育てる」ことが肝であり、総じてほかの霊長類と同じくK戦略をとっているといえる。そして、ヒトの子育てを考察する際には、多面的な理解が必要となる。本項目では、子どもの数と質のトレードオフ、親子の対立、授乳、共同的な子育てといったいくつかの観点から、育てることの機能と進化史についてまとめる。
「食べる」「考える」「結婚する」など、ヒトの日常的な行動について、主に行動の機能と進化史に焦点を当て解説した中項目事典。コラムや用語解説も盛り込み、人間行動進化学がヒトを観る視点について知ることができる。
ヒトの繁殖は、適当なパートナーとめぐり会い関係を築き上げ、子どもをもつことだけで完結するものではない。産まれた子どもを十数年、就職や結婚を見届けるまでを含めると数十年という非常に長い期間をかけて「育てる」ことが肝であり、総じてほかの霊長類と同じくK戦略をとっているといえる。そして、ヒトの子育てを考察する際には、多面的な理解が必要となる。本項目では、子どもの数と質のトレードオフ、親子の対立、授乳、共同的な子育てといったいくつかの観点から、育てることの機能と進化史についてまとめる。
- ID情報
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- ISBN : 9784254523058