基本情報

所属
物質・材料研究機構 電子・光機能材料研究センター 独立研究者
学位
博士(理学)(京都大学)

研究者番号
70750454
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0003-1970-6129
J-GLOBAL ID
201101077408928191
Researcher ID
H-4583-2011
researchmap会員ID
B000004416

外部リンク

巨視的な三次元構造体(モノリス型多孔体)を再現性よく簡単に作製する手法開発とバルク応用

  1. 相分離を利用したモノリス型(塊状)柔軟多孔体
    有機ケイ素アルコキシドを(共)重合させた、有機−無機ハイブリッド多孔体について研究しています。高い可視光透過性や特異な力学特性をもつ各種エアロゲル、柔軟性をもつマクロ多孔体(マシュマロゲル)など、低嵩密度材料を作製しています。力学強度・光学特性・断熱・吸音・撥液・分離・生体適合性などを評価しています。
    • Angew. Chem. Int. Ed. 2013, 52, 1986.
    • J. Mater. Chem. A 2014, 2, 6525.
    • Appl. Mater. Today 2017, 9, 560.
  2. ナノファイバー多孔体
    ベーマイトナノファイバーやバイオナノファイバーを立体的に組み立てることで、ナノファイバー骨格をもつモノリス型ゲルの作製に取り組んでいます。高校教科書で紹介されました。
    • Chem. Mater. 2015, 27, 3.
    • ACS Appl. Nano Mater. 2018, 1, 26.
  3. ナノ材料複合多孔体
    多孔体の骨格内にナノファイバーやナノ粒子を導入することで、強度が高い多孔体の作製と機械加工によるツール開発を行っています。
    • Chem. Mater. 2016, 28, 3237.
    • ACS Appl. Nano Mater. 2018, 1, 5989.
    • ACS Appl. Bio Mater. 2020, 3, 4747.
  4. ジャイアントベシクルその場生成法
    モノリス型マクロ多孔体の細孔を利用してジャイアントベシクル(リポソーム)分散液を一度に大量生成する手法を開発しました。
    • Langmuir 2018, 34, 11021.
    • ACS Appl. Polym. Mater. 2019, 1, 2077.
  5. 光拡散材料
    モノリス型多孔体内部で生じるミー散乱の強度変化を利用して光学式触覚センサーを作りました。拡散反射材料の開発にも取り組んでいます。
    • Sens. Actuator A Phys. 2023, 354, 114253.

主要な論文

  40

書籍等出版物

  8

講演・口頭発表等

  60

MISC

  16

共同研究・競争的資金等の研究課題

  10

受賞

  9

所属学協会

  1

その他

  4

社会貢献活動

  1

メディア報道

  9