2016年7月 - 2019年3月
グローバルヘルス・ガバナンスの構造変容とマネジメント上の課題
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 16KT0086
- 体系的課題番号
- JP16KT0086
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
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- (総額)
- 18,460,000円
- (直接経費)
- 14,200,000円
- (間接経費)
- 4,260,000円
2014年西アフリカ諸国で発生したエボラ出血熱の問題は複合的な影響を持った結果多くの死者を出した。本研究はこの事例を踏まえグローバルヘルス・ガバナンスの課題を分析した。結果①健康上の緊急事態に対する備えの欠如、②組織間・組織内における連携・調整機能の欠如、③健康上の緊急事態時に即拠出できる資金の不在が浮き彫りとなった。それらに対し国連やWHOを中心に、国際保健規則のJEE、人道枠組と保健枠組の調整機能の導入、WHOにおける健康危機対応のプログラムの設置、健康危機に資金提供をするメカニズムの構築等多くの改善がなされたものの、国内ガバナンス等について依然として課題が残っていることが明らかとなった。
- ID情報
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- 課題番号 : 16KT0086
- 体系的課題番号 : JP16KT0086