澤田 ゆかり

J-GLOBALへ         更新日: 19/01/31 03:07
 
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研究者氏名
澤田 ゆかり
 
サワダ ユカリ
eメール
sawadatufs.ac.jp
所属
東京外国語大学
部署
大学院総合国際学研究院
職名
教授
学位
修士(国際学)(東京外国語大学)
科研費研究者番号
50313268

研究キーワード

 
 

研究分野

 
 

経歴

 
2009年4月
 - 
現在
東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 教授
 
2006年4月
 - 
2009年3月
東京外国語大学 外国語学部 教授
 
1999年4月
 - 
2006年3月
東京外国語大学 外国語学部 助教授
 
1997年4月
 - 
1999年3月
神奈川大学 助教授
 
1986年4月
 - 
1996年3月
アジア経済研究所 研究員
 

委員歴

 
2014年4月
 - 
2016年11月
日本中国経済経営学会  会計幹事
 
2012年10月
 - 
2016年10月
現代中国学会  理事(関東部会)
 
2009年10月
 - 
現在
アジア政経学会  広報担当理事
 
2007年10月
 - 
2009年10月
アジア政経学会  総務担当理事
 
2005年10月
 - 
現在
アジア政経学会  理事
 

論文

 
「中国内陸部の在宅ケアにおける官民協力:壹智在宅養老情報サービスセンター(安徽省蚌埠市)の事例から」
澤田ゆかり
『地域ケアリング』   20(9) 77-80   2018年8月
中国では地方政府から民間団体に高齢者サービスを委託する形での官民協力が進んでいる。こうした動きは経済が発展した沿海部で先行していたが、本研究は内陸部(安徽省)を対象に訪問調査を行った。その結果、モバイル通信の普及により、民間福祉団体の経営コストが急速に下がっていること、これによりネットプラットフォームを介して既存のサービス業を利用する形での民間委託が盛んに行われていることが確認できた。
「社会保険制度の再編と『新常態』下のリスクの所在
澤田ゆかり
『中国経済研究』   13(1) 31-40   2016年3月   [招待有り]
今日、多くの経済学者が社会保障制度の整備は内需拡大に寄与するとし、これを習近平の「新常態」を助長する動きと見ている。しかし急速な医療保険と年金の国民皆保険化は、かえって社会保険基金の断片化を招いた。また社会保険は、戸籍取得の要件に組み込まれたことで、大都市に流入する農民を公共サービスから排除する手段となった。農村では依然として「家族と土地」が主要な社会的セイフティネットとして機能している。
「中国の農村の高齢化と社会保障」
澤田ゆかり
『農業と経済』   81(11) 149-160   2015年12月   [招待有り]
中国の農村における高齢化の加速を示した上で、都市と農村の年金統合の方針の推移をたどり、2010年人口センサスをもとに農村の高齢者の生計手段を描き出した。
澤田 ゆかり
『アジ研ワールド・トレンド』   21(8) 20-23   2015年7月   [招待有り]
香港の2011年の人口センサスについて、香港政府統計局との聞き取り調査を元に電子化に向けた実施方法を紹介し、そこから読み取れる人口動態の変化を分析した。
社会保障制度から見た戸籍改革:都市化推進との温度差
澤田ゆかり
東亜   (569) 104-110   2014年11月   [招待有り]
2014年07月30日に発表された戸籍改革案(農業戸籍と非農業戸籍の撤廃)は、農民の都市への定住を促すとともに、戸籍を事由とする社会保障の差別的待遇も解消に向かうとみられる。しかし、改革案をよく読むと、逆に現状維持の力が強いことが分かる。むしろ社会保障は、農民工が都市に定住する資格を得るためのハードルとなっている。

Misc

 
澤田 ゆかり
海外社会保障研究   (192) 57-61   2015年9月   [依頼有り]
本書評は、近年の福祉レジーム論と中国地域研究の動向を踏まえた上で、沈潔(2014)の特色として歴史的な連続性と大同思想の影響及び政治論争を視座として分析を挙げた。その結果、草の根レベルのコミュニティにおいては、一貫して疑似家族的な相互扶助が大きな役割を果たしたことが明らかになった。
大橋史恵『現代中国の移住家事労働者: 農村ー都市関係と再生産労働のジェンダー・ポリティックス』
澤田ゆかり
ジェンダー史学   (9) 121-124   2013年9月   [依頼有り]
大橋史恵著『現代中国の移住家事労働者』について、中国の社会保障の視点から功績と問題を論じた。
香港経済の今(下) 平坦でないネット通販業界
澤田ゆかり
国際貿易   (1905) 3-3   2010年9月
香港経済の今(中):問われる観光業界のマナー
澤田ゆかり
国際貿易   (1901)    2010年8月
香港経済の今(上):初の最低賃金条例成立へ
澤田ゆかり
国際貿易   (1906)    2010年7月

書籍等出版物

 
『「中国の夢」は実現するのか』
遊川和郎、後藤康浩、曽根康雄、大西康雄、澤田ゆかり (担当:共著, 範囲:習近平時代の“親孝行”と社会保障の行方)
亜細亜大学アジア研究所   2019年1月   ISBN:9784900521377
中国伝統の「親孝行」文化の変遷を概観し、現代の市場経済において果たす役割を論じた。さらに少子高齢化の加速を確認したうえで、家族に依存せざるを得ない社会保障制度の脆弱性を指摘した。
末廣昭他 (担当:共著, 範囲:「第3章 香港:少子高齢化に与える『越境者』の衝撃」)
名古屋大学出版会   2017年9月   ISBN:9784815808846
『香港を知るための60章』
吉川雅彦, 倉田徹 (担当:共著)
明石書店   2016年3月   
『ポスト改革期の中国社会保障はどうなるのか-選別主義から普遍主義への転換の中で』
沈潔他 (担当:編者, 範囲:「第5章 誰のための失業保険か-失業救済から雇用促進への転換」)
ミネルヴァ書房   2016年3月   
本書は、胡錦濤政権以降のポスト改革期を対象として、社会保障制度の構造的な変化を分析したものである。その特色は、中央・地方・コミュニティの各レベルの視点から、現地の具体的なデータや事例を用いて、政策と実態の両面から現状を描き出した点である。中国の社会保障改革が選別主義から普遍主義へと転換する中で、その意義を新たに考察し、今後の政策のあり方を展望した一冊。
大西康雄 (担当:共著, 範囲:社会保障制度の新たな課題:国民会保険体制に内在する格差への対応, pp.137-161)
日本貿易振興機構アジア経済研究所   2013年8月   ISBN:9784258300198
本書は習近平政権の誕生にあたり、胡錦濤時代からの重要課題を抽出して、それぞれの分野でどのような状態にあるかを分析している。著者は、社会保障改革を担当し、急速な国民皆保険体制の構築が、既存の社会保険間の格差を温存することになったと結論づけた。

講演・口頭発表等

 
林閩鋼、黄晨熹、森川美絵
社会政策学会第136回(2018年春季)大会   2018年5月26日   社会政策学会
中国のビッグデータによるイノベーションの現状を説明し、林報告と黄報告に対するコメントを行った。
ジェンダー研究のフロンティア:香港の福祉サービスとジェンダー
澤田ゆかり
ジェンダー研究のフロンティア   2005年5月13日   御茶ノ水大学

Works

 
書評:若林敬子著『中国の人口問題と社会的現実
その他   2007年10月
書評『アジアのソーシャル・セーフティネット』
その他   2005年1月
日本国内でのアジア福祉研究について、総論と個別ケーススタディの乖離を論じたうえで、書評対象本が同様の問題をかかえつつも「ワークフェアがアジアでいかに適用されたか」という現状の比較には成功していることを指摘した。

競争的資金等の研究課題

 
新興諸国における高齢者の生活保障システム
共同研究
研究期間: 2009年4月 - 2010年3月
新興工業国における雇用と社会政策
共同研究
研究期間: 2006年4月 - 2008年3月
新興福祉国家における社会福祉制度
共同研究
研究期間: 2004年4月 - 2005年3月