Profile Information

Affiliation
Specially appointed professor, Community medicine education promotion office, Faculty of Medicine, Kagawa University
Degree
Ph.D.(Mar, 2013, Hyogo College of Medicine)

Researcher number
20529226
J-GLOBAL ID
201301057577431712
researchmap Member ID
B000230708

臨床的背景は麻酔科(周術期管理・緩和医療)で、①麻酔科専門医・指導医、②緩和医療専門医・指導医、③ペインクリニック専門医を有しております。日本医学教育学会認定医学教育専門家資格を有しております

 

卒前卒後の多様な医学教育の質改善を目指しています。

特に、麻酔科医育成を通じて臨床現場に適合・連結する医学教育システムを目指しています。

そして、周術期全体を意識した多診療科・多職種連携を意識し、院内全てに貢献できる麻酔科医の新たな役割を提唱できればと思います。

 

現在のミッションとして、

①卒後:臨床研修、専門研修、生涯教育)

麻酔科の臨床研修・専門研修・多職種連携に長く関わってきた経験から下記のような研究・教育開発を行っています

〇臨床研修医の麻酔科ローテーション、麻酔科短期研修、麻酔科専攻医など多様なステージに対応した教育開発

〇シミュレーションを併用した麻酔科専門医の育成

〇麻酔科医の「学び方改革」

〇多職種協働を重視した効果的な「鎮静医療安全システム」の全国展開

〇円滑な周術期多職種連携による患者予後改善の追究

 

②卒前:医学生の「学び方」改革

AI時代にこそ、学修者自身が学修目標を認識し、主体的な学びを考えることが必要です。

〇学修者主体の医学教育システムの開発【高学年における診療参加型臨床実習と医師国家試験学習の並走など】

〇経験基盤型医学教育(Learner-centered Experience-based Medical Education【EXPBME】)の提唱

〇AI時代の自己調整学習力を活性化するための「学び方改革」

〇原級留置や学修課題を抱える医学生に対する「学修支援」の追究

 

そして、卒前卒後に共通する教育システム整備として

③AI時代に対応できる新たな教育システムの提案

先人および学兄学姉の積み上げられた医療者育成システムと「心」を尊重しながら、新たな時代に対応できる科目編成を目指しています

〇卒前卒後のシームレス化と横断性を意識した「多職種連携教育」の運用

〇医療系に特化した「データサイエンス・AI教育プログラム」の導入

〇系統的キャリアデザインを活用したアクティブラーニングの実践

また、Student Doctorの医行為公的化に際して、新たな臨床技能教育と指導者育成が求められています

〇公的化「Pre-CC OSCE」「 Post-CC OSCE」の円滑かつ確実な運用

〇診療参加型臨床実習に連結及び並走する「臨床技能教育」の継続的質改善

(初期臨床研修とのシームレス化と早期からのGeneral Practionerスキル涵養を中心に)

〇教育者を対象とした「教育支援FD」の開発

 を行っています。

 

「効果的かつ堅実な麻酔科医を育成すること」「AI時代の医療界で多職種が円滑に連携すること」「専攻医が使命と地域での役割を省察しながら臨床現場で自信をもって活躍する」ためには、'経験'を重視した学修者主体の教育システムが必要と信じています。

 学修者に「学び甲斐」があり教育者に「教え甲斐」のある教育システムを追求したいと思っています。

ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。


Committee Memberships

  21

Papers

  174

Misc.

  214

Major Books and Other Publications

  12

Presentations

  6

Professional Memberships

  8

Works

  7

Research Projects

  13

Academic Activities

  34

Social Activities

  9

Media Coverage

  1