2021年1月23日
今週の本棚 伊藤亜紗・評 『感情史の始まり』=ヤン・プランパー著、森田直子・監訳
- 種別
- 新聞・雑誌
- 執筆者
- 本人以外
- 発行元・放送局
- 毎日新聞社
- 番組・新聞雑誌名
- 掲載箇所
共訳著『感情史の始まり』の書評。
「SNSが土壌となり、コロナ禍が火をつける。分断が加速し、疑心暗鬼になる世界の中で、私たちは感情をどう扱えばよいか、持て余しているようにも思える。本書は、そんな時代の道標となる、感情史の重厚な入門書だ。古代ギリシアのパトスから現代の脳科学まで、扱われる領域は広い。」
「SNSが土壌となり、コロナ禍が火をつける。分断が加速し、疑心暗鬼になる世界の中で、私たちは感情をどう扱えばよいか、持て余しているようにも思える。本書は、そんな時代の道標となる、感情史の重厚な入門書だ。古代ギリシアのパトスから現代の脳科学まで、扱われる領域は広い。」