2018年4月 - 2021年3月
すべての子どもを包摂するインクルーシブ教育システム構築のための比較社会学的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究プロジェクトは,インクルーシブ教育の制度と実践について,国内の状況とオーストラリア・クイーンズランド州の状況を比較することを通して,今後日本が向かうべき方向を探求していくことを目的としている。
初年度である2018年度は,国内調査に関しては,5人の研究者がそれぞれに国内のフィールドを設定し,フィールド調査を継続的に実施してきた。年度途中に国内調査報告会を持ち,それぞれのフィールドから得られたデータをすり合わせることで,問題意識を先鋭化させるとともに,分析視点の共有化を図ってきた。
海外調査に関しては,当初9月実施を目標としていたが,クイーンズランド政府からの許可を得るのに時間を要したために,2019年9月に持ち越すことにした。概ね一年間をかけ,クイーンズランド政府,地方教育局,各学校と交渉を行い,2019年9月にケアンズの二つの学校でのフィールド調査とケアンズ教育局のインクルーシブ教育担当者へのインタビュー調査の承諾を取り付けた。また、事前調査として,チーム内でクイーンズランドのインクルーシブ教育に関する英語文献の講読を継続的に行ってきた。
初年度である2018年度は,国内調査に関しては,5人の研究者がそれぞれに国内のフィールドを設定し,フィールド調査を継続的に実施してきた。年度途中に国内調査報告会を持ち,それぞれのフィールドから得られたデータをすり合わせることで,問題意識を先鋭化させるとともに,分析視点の共有化を図ってきた。
海外調査に関しては,当初9月実施を目標としていたが,クイーンズランド政府からの許可を得るのに時間を要したために,2019年9月に持ち越すことにした。概ね一年間をかけ,クイーンズランド政府,地方教育局,各学校と交渉を行い,2019年9月にケアンズの二つの学校でのフィールド調査とケアンズ教育局のインクルーシブ教育担当者へのインタビュー調査の承諾を取り付けた。また、事前調査として,チーム内でクイーンズランドのインクルーシブ教育に関する英語文献の講読を継続的に行ってきた。
- ID情報
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- 課題番号 : 18K02401
- 体系的課題番号 : JP18K02401
この研究課題の成果一覧
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論文
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金城学院大学論集. 社会科学編 18(2) 84-100 2022年3月
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平安女学院大学子ども教育学部紀要 (5) 18-26 2022年3月 筆頭著者
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『金城学院大学人文・社会科学研究所紀要』 24 33-48 2020年7月 筆頭著者
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『金城学院大学論集』 社会科学編 16(2) 1-25 2020年3月 筆頭著者
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『金城学院論集 』 社会科学編 15(1) 1-20 2018年9月 筆頭著者
MISC
1-
未来にわたり住み続けたいまち-インクルーシブ・コミュニティ・プロジェクト2020アニュアルレポート 44-44 2021年3月 筆頭著者
講演・口頭発表等
1-
第106回関西インクルーシブ教育研究会 2021年5月27日