2010年 - 2012年
花粉分析による高時間解環境復元とその限界-長野深見池 年縞堆積物による性能評価
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
深見池から12本の堆積物のコアを採取した。年縞は平均3%程度の欠損が認められた。バイオマイゼーションでの潜在自然植生の復元結果では植生の微妙な変化をとらえる事が可能であることがわかった。定量的気候復元では1年毎での復元は現実的でなく10年.20年程度のまとまりで行うのが適当である事がわかった。また、気温では秋と冬では良い結果が得られたが、春夏は精度が悪く、降水量に関しては微妙な変化はとらえられない事が判明した。
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- 課題番号 : 22500992
- 体系的課題番号 : JP22500992