2011年4月 - 2015年3月
発光性イリジウム錯体LB膜を用いた多機能性センシングデバイスの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 23350069
- 体系的課題番号
- JP23350069
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 13,000,000円
- (直接経費)
- 10,000,000円
- (間接経費)
- 3,000,000円
- 資金種別
- 競争的資金
シクロメタレート型イリジウム錯体を発光素子に用いて酸素を検知する膜の開発を行った。膜の製造には、イリジウム錯体と層状無機物質(粘土鉱物:合成サポナイトやモンモリロナイトなど)とのハイブリッド化によるLB膜製造方法を適用し、膜製造の最適化を検討した。ナノメートルオーダーの堅固な膜の製造に成功し、イリジウム錯体は単一膜でも十分高い発光性や酸素に対する応答性を示すことがわかった。さらに人工積層法の開発によって、3種のイリジウム錯体の積層順番を変えた多層膜を用いることにより、酸素分圧の大きさによって発光波長の変換が起こる多色発光センシングに成功した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 23350069
- 体系的課題番号 : JP23350069