2019年4月 - 2022年3月
摂食リズムの非同期による時計遺伝子の記憶が誘発する女性生殖機能異常の総合的解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 19H01617
- 体系的課題番号
- JP19H01617
- 配分額
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- (総額)
- 17,290,000円
- (直接経費)
- 13,300,000円
- (間接経費)
- 3,990,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究代表者によるこれまでの検討で朝食欠食に月経痛が伴う可能性が示されてきた。そこで本研究では食生活調査やラット実験による検証、および時計遺伝子改変マウスを用いた検討を行い、摂食リズムの異常が誘発する若年女性の生殖機能障害を解析した。その結果大規模な学生の健康調査で朝食欠食に月経痛が伴うことが確認された。またラットを用いた検討で食餌時間のタイミングが生殖機能、および食餌摂取量と体重増加に大きく関与することが示された。一方で子宮特異的時計遺伝子欠損マウスを用いた検討では妊娠は成立するものの出産に至らないことが観察され、子宮機能に時計遺伝子が深く関与していることが新たに示された。
- ID情報
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- 課題番号 : 19H01617
- 体系的課題番号 : JP19H01617