共同研究・競争的資金等の研究課題

2021年4月 - 2025年3月

先住性と集団帰属意識の歴史的形成過程の検討

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)  基盤研究(A)

課題番号
21H04352
体系的課題番号
JP21H04352
配分額
(総額)
41,730,000円
(直接経費)
32,100,000円
(間接経費)
9,630,000円

事業初年度である2021年度は、6月12日に第1回の参画研究者による研究打ち合わせを行い年間の事業計画を審議した。
研究計画において当初予定していた国際ワークショップは、新型コロナウィルス蔓延の影響を受けて、海外研究者を招へいしての単独のワークショップを開催することはできなかったが、2022年1月21日に研究代表者がダイレクターを兼務する北海道大学の先住民・文化的多様性グローバルステーションのキックオフシンポジウムにおいて、ルンド大学のPeter Jordan教授、オックスフォード大学のChris Gosden教授、アリゾナ大学のJoe Watkins教授による先住性概念についての講演をオンラインで聞く機会を設けることができた。
同様に当初予定していた海外調査についても、新型コロナ蔓延の影響によって海外調査を実施することができなかったため、2年度目以降に実施することにして、調査を延期している。
国内の調査についても南西諸島は、離島地域が多く、新型コロナ蔓延の期間に当該からグループで訪問し、調査を行うことには困難さが伴った。このような状況を踏まえて、国内調査については、研究代表者や研究分担者が個別にそれぞれ調査を行なっている。
2022年3月30日に第2回の研究打ち合わせを参画研究者で開催し、事業2年度目にあたる2022年6月に「先住性」概念についてのワークショップを開催することを決めている。また研究成果としての書籍刊行についての編集方針についても検討を行った。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21H04352
ID情報
  • 課題番号 : 21H04352
  • 体系的課題番号 : JP21H04352

この研究課題の成果一覧

論文

  4

MISC

  2

講演・口頭発表等

  7